執筆者:水口貴博

幼児がすくすく育つ30の教育方法(1歳~6歳)

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親からたくさん話しかけられた子どもは、言語の習得が早くなる。

親からたくさん話しかけられた子どもは、言語の習得が早くなる。 | 幼児がすくすく育つ30の教育方法(1歳~6歳)

人間は、ほかの動物とは違い、言葉を操る「コミュニケーション能力」が大変発達しています。

その鍵は「真似をする能力が高いから」だといわれています。

「言語習得」は、必ず「聞くこと」から始まります。

耳から聞いた音を真似して、口にする。

これが、言語発達の第一歩です。

言葉を聞いて、その音を自分の口で真似をして発音ができるようになり、コミュニケーション能力が発達します。

人の成長は、まず「聞く」から始まります。

親が子どものためにまずできることは、子どもにたくさん話しかけることです。

生まれる前の赤ちゃんに「早く生まれてきてね」と話しかけるのもいいことです。

赤ちゃんは言語としては認識していなくても、その声は届いています。

生まれてからも、できるだけたくさん話しかけましょう。

最初は、きちんとした会話ができなくてもいい。

たくさんの言葉のシャワーを、子どもに浴びせてあげましょう。

話し上手な親からたくさんの言葉のシャワーを浴びるので、言語の習得が早くなります。

いろいろな言葉を聞くことで、真似をして早くしゃべられるようになります。

いろいろな言葉を語りかけることでボキャブラリーも豊富になり、言葉を操るのが上手になります。

親からたくさん話しかけられた子どもは、言語の習得が早くなります。

子どもに言語を習得させるときには、子どもにたくさん話しかけてください。

「空に飛行機が飛んでいるね」

「木に虫がたくさんいるよ」

「部屋の電気は明るいね」

さまざまなシチュエーションで語りかけた言葉から、言葉の意味や使い方を覚えます。

幼児がすくすく育つ教育方法(1歳~6歳)(15)
  • 子どもにたくさん語りかける。
「悪いことをしてはいけません」という教え方だけでは、幼い子どもは納得できない。

幼児がすくすく育つ30の教育方法(1歳~6歳)

  1. 3つ子の魂が百まで続くのは、本当だった。
  2. 自分の子どもに向かって、笑顔で「ありがとう」と言う。
  3. いくら気になるとはいえ、他の子と比べない。
  4. 子どもは親に触れているとき、一番安心する。
  5. 子どもと話をするときには、大人が子どもの目線に合わせて話をする。
  6. 子どもの頭は、絶対に叩かない。
    叩くくらいなら、優しく手を握り締める。
  7. お風呂の温度は、大人と子どもで感じ方が違う。
  8. 子どもは、悪さをしたくて、しているのではない。
  9. 大人のスピードは、子どもには速すぎる。
  10. 「まだわかっていない」という子どもを、わかってあげる。
  11. 子どもから目を離す時間が、だんだん長くなっていませんか。
  12. 親と子とでは、見える世界が全然違う。
  13. いっぱい愛情を受けた子どもほど、成長が早くなる。
  14. 親がキレやすいと、子どももキレやすくなる。
  15. 親からたくさん話しかけられた子どもは、言語の習得が早くなる。
  16. 「悪いことをしてはいけません」という教え方だけでは、幼い子どもは納得できない。
  17. 子育てにはチームワークが必要だ。
  18. 子どもの話をたっぷり聞いてあげられる親になる。
  19. 子どもはお手伝いによって、成長する。
  20. 子どもと一緒に家事をしながら、説明したり質問したりする。
  21. 「しなさい・してはいけません」より「嬉しい・悲しい」で教育する。
  22. 子どもは子どもとして、日々学ぶ。
    親も親として、日々学ぶ。
  23. 肉声による昔話には、想像力を高める効果がある。
  24. 子どもの喧嘩は事情を聞くだけで、解決する。
  25. 子どもが甘えてこないからと言って、そっとしてほしいとは限らない。
  26. 祖父や祖母に頼ったほうが、子育ての質は格段によくなる。
  27. 子育てには休日がない。
    大変な子育てだからこそ、たまにはひと息が必要。
  28. いきなり叱ると、親の言葉が届かなくなる。
  29. 兄弟・姉妹に対して、平等に接すること。
  30. 手がかからない子になり始めたときこそ、注意せよ。

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