第2次世界大戦中のことです。
イギリス空軍のパイロットのもとに、故郷から出征兵士などを慰める慰問袋が送られてきました。
中を開けてみると、大好物のブルーベリーが入っていました。
ブルーベリーが大好物の彼は、朝食にパンの厚さと同じくらいブルーベリージャムをたっぷりつけて、戦場へと向かいました。
すると、その後、目に映る光景に変化が現れ始めたことに気づきました。
いつもより遠くのものがはっきり見えるようになったといいます。
視力がよくなったようです。
しかも暗い夜間の空中戦でさえも、遠くのものがはっきり見えるようになり、戦場では成績を上げていったといいます。
ブルーベリーを頻繁に口にする人の間でも、同じ現象が数多く報告されました。
これらの証言をもとに、大学教授や学者たちがブルーベリーが与える目への効果が調査されました。
調査の結果、ブルーベリーに含まれる「アントシアニン」という色素が、目によい効果をもたらすことが確認されました。
アントシアニンには目の疲れを軽減させる作用があり、視力低下の防止や、視力回復の作用まであるという画期的な発見でした。
しかも驚くべきことに、かなり即効性があることもわかりました。
アントシアニンは身体に吸収されやすい組織構造になっているため、摂取して4時間後には視力回復の効果が現れ始めます。
その効果は、およそ24時間、持続することが認められました。
勉強するとき、特に受験のように目を酷使する時期があります。
長時間勉強すれば、誰でも目は疲れます。
視力が低下したり目が疲れやすくなったりすると集中力が途切れやすくなり、勉強の能率も下がってしまいます。
そういうときこそ、ブルーベリーを思い出しましょう。
あのイギリス空軍のように、ブルーベリージャムをたっぷりつけた朝食を取りましょう。
視力の低下を防ぎ、勉強への持続力がつくようになります。
視力低下を防いだり、疲れ目に効くため、勉強の調子がよくなったりするのです。