新鮮な会話は、昔の話より、最近に起こった出来事です。
1年前に失恋した話も面白いですが、昨日失恋したばかりの話のほうが、なぜか断然興味をそそられます。
最近の話であるほど、面白い。
なぜニュースが面白く感じられるかというと、最近起こったばかりの話だからです。
新鮮さが感じられる話題は、すべての人の好奇心をあおり、興味をそそられます。
地震速報は、たった今の出来事なので、釘付けになります。
さて、あなたの会話に魔法の一言があります。
「最近、何か変わったことあった?」という言葉です。
友人と会話するとき「最近、何か変わったことあった?」という言葉から始めてみましょう。
今の相手の状況がわかったり、日常の変化がわかったりするので、受け入れやすいです。
「最近」というのは、会話を始めやすいキーワードです。
いつでも使えるからです。
昨日でも、今日でも、明日でも、あさってでも使えます。
「最近、何かあった?」はいつでも使えます。
日が変われば「最近」の意味も変わりますね。
「そういえば、昨日ね」「そういえば今日ね」と最近の話題が持ち上がることでしょう。
それが、面白い会話を始めるコツです。
「変わったこと」とはいえ、別に変わったことでなくてもいい。
日常のありふれたことでもいい。
大切なことは、最近起こった何かを話すことです。
起こったばかりの出来事なら、理想的です。
そういう会話のきっかけを作るためには絶好の切り口です。
「特に変わったことはない。平凡な毎日だよ」と言う人がいても「どんな平凡な毎日なの」と聞けば、必ず変わった話が聞けます。
1日たりとも完全に同じ日はないはずです。
毎日何か変わったことがあるはずです。
平凡であろうと、最近あった話は何でも面白いのです。