アメリカでは「飛び級制度」はすでに浸透しています。
学力がある人は、どんどん飛び級したほうがいい。
同じ年齢でも、ほかの人より行動が早くて実力もあるなら、飛び級をして人類のためになるような仕事に就けばいい。
それが、人の才能を最も生かす生き方です。
飛び級制度は英才教育の1つですが、そもそもその人には普通のペースです。
飲み込みや記憶力がよくて、成長が早いです。
運動会でおなじみの掛け声「用意、どん」も同じです。
どんと言われるまで待つ必要はありません。
「用意」と言われれば、用意ができしだい、スタートすればいい。
用意がほかの人より速いですから、その時点で実力がほかの人よりあるということです。
そういう人は早くスタートしていいし、したほうがいい。
用意が速いですから、それも実力です。
実力のある人は飛び級したほうが、最も才能を生かせます。
準備は十分できているのに「どん」と言われるまで、ぼうっとしているのは時間がもったいない。
人生は有限です。
短い人生を少しでも早く効率よく進むためには「待つ」というのは浪費行為です。
人それぞれの才能があり、成長の早さもばらばらです。
個人の成長に合わせて進めばいい。
遅い人は遅くていいし、早い人は早くていい。
遅い人には遅いなりの仕事ができるはずです。
早い人には早い人なりの仕事ができます。
それが最も才能を伸ばす生き方です。
そういう人がほかの人より成長が早く、歴史を動かしていきます。
「用意、どん」でフライングスタートする人が、歴史を変えるのです。