無理とは「可能性がゼロ」を意味する言葉です。
無理という言葉は使わないことです。
使うたびに、あらゆる可能性が低下してしまいます。
たとえそれが事実でもです。
無理という言葉を使った時点で、事実、進歩は止まります。
「エイズの治療薬を開発できますか」という問いかけに、医者が「無理です」と答えるのは悲しいです。
完全否定です。
そう言ってしまうと話が完全に止まります。
「無理」が前提なので、新薬を開発しようとする研究や努力もすべて放棄してしまうことになります。
無理という言葉は、進歩を止める言葉です。
せめて「現時点では難しい」という言い方にしましょう。
わずかに可能性がある言い方です。
「今は難しいが、将来はもしかしたら」という意味です。
何とか希望の光を見つけようとする意気込みがあります。
たしかに現時点で実現が難しいのはわかります。
しかし、明日はどうでしょうか。
あさってはどうでしょうか。
1年後、10年後、100年後はどうでしょうか。
これからの努力によって、可能性が広がることがあります。
可能性は広げることが大切です。
不可能を可能にする研究や努力をする余地を残すために、初めから「無理」という言葉は使わないほうがいい。
ゆえに、人生全体において可能性をゼロにする言葉は、一切不要です。
言いたくても言わないほうがいい。
人生において「無理」という言葉は、もはや禁句です。
私たちの進化は「無理」を「可能」にしていく連続です。
ノーベル賞を受賞する偉人たちは、最初から「無理」と考えていません。
「もしかしたらできるかも」と思い続けて実行してきたからこそ、実現できました。
無理という言葉を使わなかったから、希望の光を見いだすことができたのです。