情報を収集するために大切なのは、体全身を使うことです。
話題になっている本があれば、読んでみます。
話題になっているレストランがあれば、足を運び、実際に食べてみます。
人気が出ている映画があれば、映画館に足を運んで鑑賞します。
人気のお笑い芸人も、その芸を実際に見てみます。
人気が出ているものは、何か「理由」があるはずです。
「なぜ人気が出ているのか」を、実際に自分の肌で感じ取りましょう。
こればかりは、客観的にそばで見ているだけではわかりません。
人気が出ている理由を、自分の五感を総動員させて、体全身を使って感じ取りましょう。
目で見て、耳で聞いて、鼻で香りをかぎ、舌で味わい、肌で感じます。
自分の体で体験することで、より正確に情報がキャッチできます。
実際に体験することで「人気が出るキーワード」が見えてくる可能性が高くなります。
たとえば、人気が出ている料理をいくつか食べてみます。
もし、どの人気の料理も「塩からい」という味が印象的なら「塩」というキーワードが浮かび上がってきます。
「現在のビジネスマンは疲れている。塩からい食べ物を無意識に求めているのではないか。ビジネスチャンスは塩かもしれない」
キーワードから、現状を把握でき、売れるであろう商品やサービスまで予想できるようになります。