執筆者:水口貴博

ビジネスチャンスをつかむ30の方法

12

1人が解決した知恵は、みんなに役立つ解決策になる。

1人が解決した知恵は、みんなに役立つ解決策になる。 | ビジネスチャンスをつかむ30の方法

ある日、テレビ番組で「発明主婦」の番組がありました。

主婦は、どこにでもいるような専業主婦でした。

発明というのは、主婦業の中で、困ったときに作ったアイデアや小物を企業に紹介して、商品化したものでした。

自分が困って解決したことを、ほかの人にも利用しやすいように商品化したものでした。

職場が家の中になる専業主婦とはいえ、多岐にわたります。

掃除・洗濯・お料理から始まり、そのほかさまざまな家事があります。

もちろんご近所との付き合いもあることでしょう。

さらに子どももいれば、子育てで大変です。

もしかしたら、男性が会社でする仕事より、幅広く、奥も深いのではないでしょうか。

そうした家事のささいな場面で「困ったなあ」という場面があります。

トイレに水が詰まった、トイレの紙切れ、ごみ袋が破れてしまう、赤ちゃんの夜泣き。

その主婦は、困ったことを自分なりに「知恵」を振り絞って、解決していました。

トイレの水を詰まりにくくする知恵。

トイレの紙切れを防止する方法。

夜泣きを防止する小物を作ったり、ごみ袋が破れにくいような補強をしたりなど、積極的に解決に向けて工夫を凝らしていました。

その解決した内容を企業に紹介して、商品化しているだけでした。

1人が困っていることは、みんなも困っています。

しかし、1人が解決したことは、みんなにも役立つ解決策になります。

それは、あの発明主婦だけに与えられたチャンスではなく、あなたにもあるということです。

あなたがささいなことで悩んで解決したことは、ほかの人にとって驚きの知恵になる可能性があります。

大切なことは「積極的に紹介するかどうか」です。

自分のささいな成功例を積極的に紹介して、ほかの人が活用しやすいようにします。

それがビジネスチャンスなのです。

ビジネスチャンスをつかむ方法(12)
  • 自分が悩んで解決したことを、紹介する。
「失敗しないように」と思うほど、逆に失敗しやすくなる。

ビジネスチャンスをつかむ30の方法

  1. ビジネスで目上の人と親しくなりたいなら、まず貢献から始めること。
  2. お金に対して、悪い印象を持たない。
  3. 逃げたい場所に、チャンスがある。
  4. 時代の流れを読むと、ビジネスチャンスをつかみやすくなる。
  5. 個性を生かして、ビジネスにつなげる。
  6. 感じた時代の流れを、好きなことと絡めて考える。
  7. 感じた時代の流れを、好きな得意技と絡めて考える。
  8. 世の中が向かっている方向を知れば、未来は容易に予想できる。
  9. 今、人気が出ているものは、必ず何か理由がある。
  10. ビジネスは、人の心が動かしている。
    人の心を動かせば、ビジネスが動き始める。
  11. チップは、サービスを受ける前に払うほうがいい。
  12. 1人が解決した知恵は、みんなに役立つ解決策になる。
  13. 「失敗しないように」と思うほど、逆に失敗しやすくなる。
  14. 小さな声で口にした言葉には、ビジネスチャンスが詰まっている。
  15. 身軽でなければ、突然のチャンスはつかめない。
  16. ファーストムーバーが、トップシェアを握る。
  17. ビジネスでは、デザイン重視より、機能性重視。
  18. 理想的な勝ち方は「WIN&LOSE」ではなく「WIN&WIN」。
  19. 自分の特徴を伸ばして、自分にしかできない分野を作る。
  20. 誰より早く行動できる人が、最も大きな金を手に入れることができる。
  21. 宝を掘り当てるより、宝の地図を販売する。
  22. 初体験を求める人が、ビジネスチャンスをつかむ。
  23. 本当のビジネスチャンスは、本には書いていない。
  24. 人間関係がいい人は、お礼を3回言う。
  25. 便利な物を組み合わせると、もっと便利な物が誕生する。
  26. ビジネスをレンタルから始めると、成功しやすくなる。
  27. 自社ビルを建てた会社は、倒産する。
  28. 自分が顧客になり、感動を体験する。
  29. 歴史の本は、最高のビジネス書だった。
  30. ビジネスは、モノポリーゲーム。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION