「自分を表すキーワードを3つ挙げてください」
「自分を表すキーワードを5つ挙げてください」
この質問の意図は、応募者が自分の特徴をどれだけ簡潔に理解しているかの確認です。
自分の特徴を一言で説明してもらうのは、面接官にとっても応募者を理解しやすくなるメリットがあります。
まず自分を表すキーワードは、自己PRの内容と関連していることが大切です。
挙げたキーワードが自己PRと無関係であると、面接官は混乱するでしょう。
自己PRと矛盾しないよう、一貫性や整合性を考えたキーワードを挙げましょう。
また、その場で突然考えても、スムーズに浮かべるのは難しいでしょう。
いつ聞かれてもすぐ答えられるよう、自分の特徴や長所を表したキーワードを前もって考えておきます。
たとえば、向上心・根気・集中力・負けず嫌い・継続力などです。
必要とされるキーワードの数は、面接官によって異なりますが、最低でも5つは考えておきましょう。
余裕があれば、10個あると、確実に安心です。
さて、答え方にもポイントがあります。
面接官は「最初に挙げる特徴ほど、強い特徴」と考える傾向があります。
そのため、特徴の強い順に挙げていくようにすると、さらにわかりやすくなります。
たとえば、集中力と負けず嫌いの2つの特徴があるとします。
負けず嫌いの特徴のほうが強いと思うなら「集中力、負けず嫌い」ではなく「負けず嫌い、集中力」の順で挙げます。
特徴の強さに応じて挙げる順まで整えておけば、完璧です。