公開日:2023年9月24日
執筆者:水口貴博

ピンチに強い人になる30の方法

18

相手を責める分だけ、問題解決が遅くなる。

相手を責める分だけ、問題解決が遅くなる。 | ピンチに強い人になる30の方法

ピンチに陥った原因が、自分ではなく、相手にあるケースがあります。

自分に非が少しでもあるならまだしも、まったく自分に非がなくてピンチに陥ることがあるものです。

そんなときよくあるのが、相手をがみがみ責めてしまうことです。

「すべてあなたが悪い!」

「あなたのせいでこうなった!」

「あなたさえいなければ!」

たしかにピンチの原因が相手にあれば、責めたい気持ちになるでしょう。

素直に納得できなければ、文句の一言でも言いたくなるもの。

ふつふつ怒りがわき上がることもあるはずです。

しかし、相手に非があったとしても、相手を責めないことです。

相手を責めたところで仕方ありません。

もう起こってしまったことは対処するしかありません。

相手を責める分だけ問題解決が遅くなります。

目の前のピンチはどんどん広がります。

相手を責めることにエネルギーを使っていると、ピンチ対応にかけるエネルギーが不足します。

もたもたしていると、取り返しのつかない事態になる可能性もゼロではありません。

相手を責めれば責めるほど、その人との人間関係にもひびが入ります。

相手は悪気があったわけではないはずです。

ちょっとしたミスや失敗をすることは、自分にもあるはずです。

不運や不可抗力も珍しくありません。

「自分も人のことを言えない」と思えば、怒りもすっと収まります。

相手を責める暇があれば、目の前の問題解決に全神経を集中させましょう。

着手が早ければ早いほど、問題解決も早くなります。

ピンチが何らかのチャンスになるケースは少なくありません。

チャンスはピンチの顔をしてやってきます。

ピンチがチャンスに変われば、相手を責めるどころか、感謝したくなります。

問題解決が早くなるうえ、相手を責めないで済むので、人間関係も良好でいられるのです。

ピンチに強い人になる方法(18)
  • 相手を責める暇があれば、目の前の問題解決に全神経を集中させる。
満点を目指さなくていい。
合格点をクリアできればいい。

ピンチに強い人になる30の方法

  1. ピンチから目を背けない。
    ピンチであることを認める。
  2. 「私はピンチに強い人間だ」と思い込む。
  3. ピンチのときは、ピンチに集中する。
  4. ピンチのときは、呼吸を整える。
  5. 行動する前から、諦め思考にならない。
  6. 判断は慎重に。
    行動は大胆に。
  7. ピンチに強い人には、体力がある。
  8. ピンチの心構えがあれば、動揺しない。
  9. 今までで一番大変だった状況を思い出せば、今のピンチがささいに思える。
  10. ピンチのとき頼りになるのは、日頃からの人間関係。
  11. ピンチを乗り切る自信は必要ない。
  12. もたもたしないですぐ取りかかる。
  13. 時間がないことに、感謝する。
  14. ピンチのときは「ダメ元の精神」が大切。
  15. ピンチのとき「必死」になってはいけない。
  16. ピンチのとき、尊敬する人を思い浮かべると、適切な解決策が見えてくる。
  17. 叱られることから逃げない。
  18. 相手を責める分だけ、問題解決が遅くなる。
  19. 満点を目指さなくていい。
    合格点をクリアできればいい。
  20. くよくよを引きずっていると、ピンチを乗り越えられない。
  21. 1人で抱え込まない。
    1人で難しいことは、素直に人の力を借りよう。
  22. ピンチをチャンスに変えることに固執しない。
  23. 映画やドラマのピンチシーンは、最高の参考書。
  24. 日頃からピンチを経験している人は、ピンチに強い。
  25. 他人のピンチをばかにする人は、自分がピンチのとき、助けてもらえない。
  26. お守りを持っている人は、ピンチのときに強い。
  27. メリットのないピンチは、1つもない。
  28. 1つの解決策で安心しない。
    万一に備えて、代替策も考えておく。
  29. 途中で判断を誤ったと気づいたら、早めに軌道修正するのが吉。
  30. ピンチを乗り越えられたら、きちんと紙に書き留めておこう。

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