執筆者:水口貴博

仕事に集中する30の工夫

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チームミーティングを開かない。

チームミーティングを開かない。 | 仕事に集中する30の工夫

現在、私が所属している職場では、チームミーティングがめったにありません。

半年に1回、あるいは年に1回程度です。

最初はチームミーティングが全然ないため「意識合わせは大丈夫かな」と不安でした。

しばらく経ってから、なぜチームミーティングがないのかがわかりました。

全員が集まって話をする内容を、普段から十分に話し合っているからです。

これからの計画、今後の作業計画、改善案などは、仕事中の普段の雑談で、十分に話題として話し合われています。

そのくらい普段からコミュニケーションを交わしているので、あらたまって話す内容はありません。

「チームミーティングを開こう」と提案すると「集まって何を話すの?」と、みんな不思議そうな顔をします。

チームミーティングを開かなければいけない状況は、普段からコミュニケーションが不足している証拠です。

普段から、何かを隠して仕事をしているということです。

それはよくありません。

チームミーティングを開こうというのは「これから普段隠していることを告白します」という会合です。

そういうのはやめてほしい。

大切な話は、普段からしてほしいです。

あなたが友人と話をするときに、あらためてミーティングを開くことはないはずです。

普段からお互いのことを話し合っているので、あらためて話すことはないからです。

その友人と仲のいい状態になるくらい、仕事でも職場の仲間たちとコミュニケーションすればいい。

チームミーティングを開く回数が、驚くほど減ります。

なくなると言っても過言ではありません。

チームミーティングがない職場というのは、理想的な職場です。

意識合わせをする必要がないくらい、上司と部下との間でコミュニケーションができている職場が、理想的です。

仕事を減らすためには、チームミーティングを徹底的に減らすように心がけましょう。

ミーティングが1つでも減れば、余裕のある時間は、かなり増えます。

この影響は、大きいです。

全体周知だけなら、メール1通でも、できるはずです。

ミーティングにかわる方法を模索しましょう。

それが仕事を減らす方法です。

その代わり上司や部下と会話する量を増やしましょう。

仕事の話をすればするほど、ミスも誤解もなくなります。

時にはプライベートの話もしていいでしょう。

チームミーティングを開いて話す内容を、すべて話すことができるはずです。

場合によっては、全員が集まって話をしなければいけない内容があるのも事実です。

そういうときには、必要最低限のミーティングを開けばいいのです。

仕事に集中する工夫(25)
  • チームミーティングをなくす。
最初の90分間を、最大限に活用する。

仕事に集中する30の工夫

  1. 定時というタイムリミットを、強く意識する。
  2. やる気があるうちに、仕事を片付ける。
  3. 「いつでもいいよ」と言われた仕事ほど、すぐ取りかかる。
  4. 「仕事リスト」を作ってから、仕事を始める。
  5. 無駄な会議は、徹底的に廃止する。
  6. デジタル機器を、優秀な秘書にする。
  7. 部下同士の仕事を交代させると、人間関係がよくなる。
  8. 同じ種類の仕事は、まとめて片付ける。
  9. 例外を、1つも作らない。
  10. 言葉は省略をしてもいいが、適度さを守る。
  11. とにかく仕事に着手する。
  12. 仕事中に割り込まれる要因を排除する。
  13. 「始業時間前」と「昼休み」は、仕事に専念できる時間。
  14. 将来像を、上司に伝えておく。
  15. 同種類の仕事をついでに引き受けると、仕事は増えるどころか減る。
  16. 休憩は疲れたときに入れるのではなく、仕事の区切りに入れる。
  17. 読み終わったメールは、保存ではなく、削除する。
  18. 思わぬ仕事に対応できるよう、あらかじめ準備を整えておく。
  19. 仕事は、一気に片付ける癖をつける。
  20. コーヒーを飲むと、仕事に集中できる。
  21. すぐ片付く仕事から着手する。
  22. 仕事中の水分は、控える。
  23. 定時で帰って、十分に睡眠時間を取る。
  24. 大きな仕事は、短く区切ってから進める。
  25. チームミーティングを開かない。
  26. 最初の90分間を、最大限に活用する。
  27. 着手している仕事が未来にどうつながるのかを、把握する。
  28. 仕事の一部を、他人にお願いする。
  29. パンよりご飯のほうが、集中力が継続する。
  30. 仕事を逃れる努力より、仕事を済ませる努力のほうが小さい。

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