現在、私が所属している職場では、チームミーティングがめったにありません。
半年に1回、あるいは年に1回程度です。
最初はチームミーティングが全然ないため「意識合わせは大丈夫かな」と不安でした。
しばらく経ってから、なぜチームミーティングがないのかがわかりました。
全員が集まって話をする内容を、普段から十分に話し合っているからです。
これからの計画、今後の作業計画、改善案などは、仕事中の普段の雑談で、十分に話題として話し合われています。
そのくらい普段からコミュニケーションを交わしているので、あらたまって話す内容はありません。
「チームミーティングを開こう」と提案すると「集まって何を話すの?」と、みんな不思議そうな顔をします。
チームミーティングを開かなければいけない状況は、普段からコミュニケーションが不足している証拠です。
普段から、何かを隠して仕事をしているということです。
それはよくありません。
チームミーティングを開こうというのは「これから普段隠していることを告白します」という会合です。
そういうのはやめてほしい。
大切な話は、普段からしてほしいです。
あなたが友人と話をするときに、あらためてミーティングを開くことはないはずです。
普段からお互いのことを話し合っているので、あらためて話すことはないからです。
その友人と仲のいい状態になるくらい、仕事でも職場の仲間たちとコミュニケーションすればいい。
チームミーティングを開く回数が、驚くほど減ります。
なくなると言っても過言ではありません。
チームミーティングがない職場というのは、理想的な職場です。
意識合わせをする必要がないくらい、上司と部下との間でコミュニケーションができている職場が、理想的です。
仕事を減らすためには、チームミーティングを徹底的に減らすように心がけましょう。
ミーティングが1つでも減れば、余裕のある時間は、かなり増えます。
この影響は、大きいです。
全体周知だけなら、メール1通でも、できるはずです。
ミーティングにかわる方法を模索しましょう。
それが仕事を減らす方法です。
その代わり上司や部下と会話する量を増やしましょう。
仕事の話をすればするほど、ミスも誤解もなくなります。
時にはプライベートの話もしていいでしょう。
チームミーティングを開いて話す内容を、すべて話すことができるはずです。
場合によっては、全員が集まって話をしなければいけない内容があるのも事実です。
そういうときには、必要最低限のミーティングを開けばいいのです。