執筆者:水口貴博

仕事に集中する30の工夫

18

思わぬ仕事に対応できるよう、あらかじめ準備を整えておく。

思わぬ仕事に対応できるよう、あらかじめ準備を整えておく。 | 仕事に集中する30の工夫

始業時間から終業定時まで、休む暇もないスケジュール管理は、体に毒です。

よく働こう、という意気込みはわかります。

しかし、人間はロボットではありません。

限界があります。

休憩したり、1人になったりして考える時間など「余白の時間」を作ることが大切です。

余白の時間を作ることは、もう1つ、大きな意味があります。

思わぬ事態に備えるためです。

社会で仕事をしていると、大変まれですが、思わぬ緊急の仕事が発生します。

緊急で思わぬ仕事が発生したときに、どれだけすぐ対応できるかです。

仕事の穴を埋めることができれば、被害は最小限に抑えることができます。

それができた人は、ある日を境に、ヒーローになれます。

俳優の卵が、主役になるチャンスは、主役が突然の体調不良のために休んだときだと言います。

主役は、多忙です。

体調管理をしても、多忙な毎日のため、どこかで体調を崩し、突然休むことがあります。

休む暇もないくらいに働けば、どこかでくじけるのは当然です。

主役がいなくなれば、誰か代わりの人間を探します。

そのときに、相応の実力を持った人間と、今すぐ動ける時間と体力のある人が、主役の代役を勝ち取れます。

それがきっかけで、あなたの実力とキャリアが輝きます。

その日を境に、ヒーローになれます。

チャンスは一瞬です。

突然やってきます。

仕事でも、同じです。

緊急事態は、一瞬であり、突然やってきます。

上司が休んだとき、リーダーが倒れたとき、そのほか重要人物が欠けたときです。

急な出来事にすぐ対応できるよう、普段から十分な実力と余白を作り、今から動けるように準備しておきます。

緊急事態を、あなたのビジネスチャンスに変えるのです。

仕事に集中する工夫(18)
  • 緊急事態に対応できるよう、余白を作っておく。
仕事は、一気に片付ける癖をつける。

仕事に集中する30の工夫

  1. 定時というタイムリミットを、強く意識する。
  2. やる気があるうちに、仕事を片付ける。
  3. 「いつでもいいよ」と言われた仕事ほど、すぐ取りかかる。
  4. 「仕事リスト」を作ってから、仕事を始める。
  5. 無駄な会議は、徹底的に廃止する。
  6. デジタル機器を、優秀な秘書にする。
  7. 部下同士の仕事を交代させると、人間関係がよくなる。
  8. 同じ種類の仕事は、まとめて片付ける。
  9. 例外を、1つも作らない。
  10. 言葉は省略をしてもいいが、適度さを守る。
  11. とにかく仕事に着手する。
  12. 仕事中に割り込まれる要因を排除する。
  13. 「始業時間前」と「昼休み」は、仕事に専念できる時間。
  14. 将来像を、上司に伝えておく。
  15. 同種類の仕事をついでに引き受けると、仕事は増えるどころか減る。
  16. 休憩は疲れたときに入れるのではなく、仕事の区切りに入れる。
  17. 読み終わったメールは、保存ではなく、削除する。
  18. 思わぬ仕事に対応できるよう、あらかじめ準備を整えておく。
  19. 仕事は、一気に片付ける癖をつける。
  20. コーヒーを飲むと、仕事に集中できる。
  21. すぐ片付く仕事から着手する。
  22. 仕事中の水分は、控える。
  23. 定時で帰って、十分に睡眠時間を取る。
  24. 大きな仕事は、短く区切ってから進める。
  25. チームミーティングを開かない。
  26. 最初の90分間を、最大限に活用する。
  27. 着手している仕事が未来にどうつながるのかを、把握する。
  28. 仕事の一部を、他人にお願いする。
  29. パンよりご飯のほうが、集中力が継続する。
  30. 仕事を逃れる努力より、仕事を済ませる努力のほうが小さい。

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