始業時間から終業定時まで、休む暇もないスケジュール管理は、体に毒です。
よく働こう、という意気込みはわかります。
しかし、人間はロボットではありません。
限界があります。
休憩したり、1人になったりして考える時間など「余白の時間」を作ることが大切です。
余白の時間を作ることは、もう1つ、大きな意味があります。
思わぬ事態に備えるためです。
社会で仕事をしていると、大変まれですが、思わぬ緊急の仕事が発生します。
緊急で思わぬ仕事が発生したときに、どれだけすぐ対応できるかです。
仕事の穴を埋めることができれば、被害は最小限に抑えることができます。
それができた人は、ある日を境に、ヒーローになれます。
俳優の卵が、主役になるチャンスは、主役が突然の体調不良のために休んだときだと言います。
主役は、多忙です。
体調管理をしても、多忙な毎日のため、どこかで体調を崩し、突然休むことがあります。
休む暇もないくらいに働けば、どこかでくじけるのは当然です。
主役がいなくなれば、誰か代わりの人間を探します。
そのときに、相応の実力を持った人間と、今すぐ動ける時間と体力のある人が、主役の代役を勝ち取れます。
それがきっかけで、あなたの実力とキャリアが輝きます。
その日を境に、ヒーローになれます。
チャンスは一瞬です。
突然やってきます。
仕事でも、同じです。
緊急事態は、一瞬であり、突然やってきます。
上司が休んだとき、リーダーが倒れたとき、そのほか重要人物が欠けたときです。
急な出来事にすぐ対応できるよう、普段から十分な実力と余白を作り、今から動けるように準備しておきます。
緊急事態を、あなたのビジネスチャンスに変えるのです。