執筆者:水口貴博

仕事に集中する30の工夫

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部下同士の仕事を交代させると、人間関係がよくなる。

部下同士の仕事を交代させると、人間関係がよくなる。 | 仕事に集中する30の工夫

仕事を減らすための意外な方法があります。

部下同士の仕事を交代させることです。

AさんとBさんが、別々の仕事をしていたとします。

普段、Aさんは同じ仕事を続けています。

慣れているため、仕事に専念でき、より速く質の高い仕事ができるようになります。

Bさんにおいても、また同じです。

問題ない状態です。

しかし、あえてAさんとBさんの仕事を交代させます。

AさんがBさんの仕事を対応し、BさんがAさんの仕事を対応します。

一時的に仕事のスピードが遅くなり、質が悪くなっても、それ以上の有益なことがあります。

お互いの仕事を理解し合えるようになったとき、人間関係も必ずよくなるということです。

相手の仕事を対応すれば、相手の大変さや気持ちの理解ができるようになります。

お互いの仕事の大変さが理解できるようになれば、コミュニケーションも、相手の言わんとしていることがわかるようになります。

結果として、意思の疎通がしやすくなり、誤解も減ります。

お互いの理解が深まれば、喧嘩もなくなり、仕事も減ります。

さらに意外な効用が、もう1つあります。

Aさんが体調不良で突然休んだとしても、仕事を経験したことがあるBさんが即座に対応できるということです。

1人が急に欠けても、支障の出ないチーム作りが大切です。

仕事の経験があれば、急に仕事を任されても、スムーズに対応できることでしょう。

ときどき、あえて仕事を交代させることです。

それが仕事を減らす方法につながるのです。

仕事に集中する工夫(7)
  • 仕事を交代して、相手の大変さや気持ちを理解できるようになる。
同じ種類の仕事は、まとめて片付ける。

仕事に集中する30の工夫

  1. 定時というタイムリミットを、強く意識する。
  2. やる気があるうちに、仕事を片付ける。
  3. 「いつでもいいよ」と言われた仕事ほど、すぐ取りかかる。
  4. 「仕事リスト」を作ってから、仕事を始める。
  5. 無駄な会議は、徹底的に廃止する。
  6. デジタル機器を、優秀な秘書にする。
  7. 部下同士の仕事を交代させると、人間関係がよくなる。
  8. 同じ種類の仕事は、まとめて片付ける。
  9. 例外を、1つも作らない。
  10. 言葉は省略をしてもいいが、適度さを守る。
  11. とにかく仕事に着手する。
  12. 仕事中に割り込まれる要因を排除する。
  13. 「始業時間前」と「昼休み」は、仕事に専念できる時間。
  14. 将来像を、上司に伝えておく。
  15. 同種類の仕事をついでに引き受けると、仕事は増えるどころか減る。
  16. 休憩は疲れたときに入れるのではなく、仕事の区切りに入れる。
  17. 読み終わったメールは、保存ではなく、削除する。
  18. 思わぬ仕事に対応できるよう、あらかじめ準備を整えておく。
  19. 仕事は、一気に片付ける癖をつける。
  20. コーヒーを飲むと、仕事に集中できる。
  21. すぐ片付く仕事から着手する。
  22. 仕事中の水分は、控える。
  23. 定時で帰って、十分に睡眠時間を取る。
  24. 大きな仕事は、短く区切ってから進める。
  25. チームミーティングを開かない。
  26. 最初の90分間を、最大限に活用する。
  27. 着手している仕事が未来にどうつながるのかを、把握する。
  28. 仕事の一部を、他人にお願いする。
  29. パンよりご飯のほうが、集中力が継続する。
  30. 仕事を逃れる努力より、仕事を済ませる努力のほうが小さい。

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