執筆者:水口貴博

仕事に集中する30の工夫

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最初の90分間を、最大限に活用する。

最初の90分間を、最大限に活用する。 | 仕事に集中する30の工夫

私が職場で仕事をしていると、集中に関する、ある法則に気づきました。

ほかの職場をのぞいてみましたが、同じ法則が当てはまるようです。

「仕事が始まって最初の90分間は、職場はとても静か」という法則です。

90分とは、1時間30分です。

たとえば、私が勤めている職場は、朝9時から仕事が始まります。

9時から10時半までの間は、職場はおおむね静かです。

仕事が始まったばかりで、みんなが一斉に今日の仕事に取りかかります。

職場がシーンと静まり返り、パソコンのキーボードを叩く音や書類をめくる音ばかりが目立ちます。

仕事の準備をしたり、大量のメールチェックをしたりなど、みんなが自分の仕事に集中しています。

職場全体が、集中に満ちあふれています。

朝食を取った後であり、頭の回転が速く、仕事の疲れがたまっていない朝ですから、集中力が出やすいことも関係しているでしょう。

この90分間は、仕事を集中するために、もってこいです。

あなたが仕事をするピークは、午前中、仕事が始まった最初の90分間がチャンスです。

最も仕事に専念できる90分間になるはずです。

仕事に集中する工夫(26)
  • 最初の90分間を、最大限に活用する。
着手している仕事が未来にどうつながるのかを、把握する。

仕事に集中する30の工夫

  1. 定時というタイムリミットを、強く意識する。
  2. やる気があるうちに、仕事を片付ける。
  3. 「いつでもいいよ」と言われた仕事ほど、すぐ取りかかる。
  4. 「仕事リスト」を作ってから、仕事を始める。
  5. 無駄な会議は、徹底的に廃止する。
  6. デジタル機器を、優秀な秘書にする。
  7. 部下同士の仕事を交代させると、人間関係がよくなる。
  8. 同じ種類の仕事は、まとめて片付ける。
  9. 例外を、1つも作らない。
  10. 言葉は省略をしてもいいが、適度さを守る。
  11. とにかく仕事に着手する。
  12. 仕事中に割り込まれる要因を排除する。
  13. 「始業時間前」と「昼休み」は、仕事に専念できる時間。
  14. 将来像を、上司に伝えておく。
  15. 同種類の仕事をついでに引き受けると、仕事は増えるどころか減る。
  16. 休憩は疲れたときに入れるのではなく、仕事の区切りに入れる。
  17. 読み終わったメールは、保存ではなく、削除する。
  18. 思わぬ仕事に対応できるよう、あらかじめ準備を整えておく。
  19. 仕事は、一気に片付ける癖をつける。
  20. コーヒーを飲むと、仕事に集中できる。
  21. すぐ片付く仕事から着手する。
  22. 仕事中の水分は、控える。
  23. 定時で帰って、十分に睡眠時間を取る。
  24. 大きな仕事は、短く区切ってから進める。
  25. チームミーティングを開かない。
  26. 最初の90分間を、最大限に活用する。
  27. 着手している仕事が未来にどうつながるのかを、把握する。
  28. 仕事の一部を、他人にお願いする。
  29. パンよりご飯のほうが、集中力が継続する。
  30. 仕事を逃れる努力より、仕事を済ませる努力のほうが小さい。

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