私が実践している集中力を保つ工夫を、1つ紹介します。
「仕事中の水分は、できるだけ控える」という心がけです。
もちろんまったく飲まないわけではありません。
がぶがぶ飲むのは控える、ということです。
理由は、トイレに行く回数を減らすためです。
せっかく仕事に集中できているとき、我慢できない尿意がやってくることがあります。
トイレのために、仕事を中断せざるを得ません。
席を立ってトイレに行き、手を洗うと、いい気分転換になります。
ほどよい休憩にもなるでしょう。
しかし、トイレのために席を立った瞬間に、集中力が途切れてしまいます。
集中力が続いているときに、トイレのせいで台無しにしてしまうのはもったいないです。
調子に乗っているときには、勢いに乗ったほうが、仕事は速く片付きます。
トイレの回数が減れば、集中力が途切れる回数も減ります。
また、会議中やお客さまとの商談中も同じです。
重要な商談中、頻繁にトイレのために席を立つわけにはいきません。
生理現象ですから、仕方ないときもあります。
しかし、たびたびトイレに立つ姿は、悪い印象はあっても、よい印象はありません。
トイレのために席を立ったせいで、会議の話の内容についていけなくなるのは笑えない話です。
大事な商談中、席を外したばかりに、お客さまとの話の流れが悪くなるというのは、よくある話です。
仕事中には「席を外すべきではない」という、大事な時間帯があります。
さて、仕事が終われば、私は水分をがぶがぶ飲んで補給します。
仕事中に十分取れなかった水分を一気にとって、お風呂で汗を流すのです。