執筆者:水口貴博

仕事に集中する30の工夫

30

仕事を逃れる努力より、仕事を済ませる努力のほうが小さい。

仕事を逃れる努力より、仕事を済ませる努力のほうが小さい。 | 仕事に集中する30の工夫

私たちは、ささいな仕事ほど、先に延ばそうとします。

ささいなこととはいえ、重い腰を上げなければいけないので、面倒だと感じます。

そのため、ささいな仕事ほど後回しにしようと、油断する意識が働きます。

  • 部屋の掃除をする
  • ごみ袋を買いに行く
  • トイレットペーパーを買いに行く
  • 申し込みフォームに必要事項を記載して、ポストに入れる

どの仕事も、ささいな内容です。

しかし、後回しにすると、思うように仕事が進められないことがあります。

ごみ袋を買いに行くのが面倒で後回しにした結果、ごみ袋の予備を使い切ってしまい、ごみを出したくても出せないことがあります。

トイレットペーパーを買いに行くのが面倒で、後回しにした結果、紙を使い切ってしまい、トイレに行けず、漏らしそうになります。

「また今度やる」「今忙しいから後で」というのは、大きな勘違いです。

後回しにするほうが、はるかに仕事は大きくなります。

あれこれと弁解したり、仕事を逃れたりする努力は、逃げている間、ずっとしなければなりません。

小さな努力と時間は積み重なり、気づくと、大きなものになっています。

初めから素直に仕事に手を付けて、さっさと終わらせたほうが、あっさり終わります。

時間も努力も、最小です。

仕事を逃れる努力より、さっさと仕事を済ませたほうが、時間も努力も小さいです。

ごみ袋やトイレットペーパーも、近くのコンビニですぐ手に入れることができます。

申込用紙に記入をするのは、面倒でも、書き始めるとすぐ書き終えることができます。

仕事から逃げているほうが、はるかに疲れてしまうのです。

仕事に集中する工夫(30)
  • 仕事を逃れる努力をするなら、さっさと着手して終わらせてしまう。
まとめ

仕事に集中する30の工夫

  1. 定時というタイムリミットを、強く意識する。
  2. やる気があるうちに、仕事を片付ける。
  3. 「いつでもいいよ」と言われた仕事ほど、すぐ取りかかる。
  4. 「仕事リスト」を作ってから、仕事を始める。
  5. 無駄な会議は、徹底的に廃止する。
  6. デジタル機器を、優秀な秘書にする。
  7. 部下同士の仕事を交代させると、人間関係がよくなる。
  8. 同じ種類の仕事は、まとめて片付ける。
  9. 例外を、1つも作らない。
  10. 言葉は省略をしてもいいが、適度さを守る。
  11. とにかく仕事に着手する。
  12. 仕事中に割り込まれる要因を排除する。
  13. 「始業時間前」と「昼休み」は、仕事に専念できる時間。
  14. 将来像を、上司に伝えておく。
  15. 同種類の仕事をついでに引き受けると、仕事は増えるどころか減る。
  16. 休憩は疲れたときに入れるのではなく、仕事の区切りに入れる。
  17. 読み終わったメールは、保存ではなく、削除する。
  18. 思わぬ仕事に対応できるよう、あらかじめ準備を整えておく。
  19. 仕事は、一気に片付ける癖をつける。
  20. コーヒーを飲むと、仕事に集中できる。
  21. すぐ片付く仕事から着手する。
  22. 仕事中の水分は、控える。
  23. 定時で帰って、十分に睡眠時間を取る。
  24. 大きな仕事は、短く区切ってから進める。
  25. チームミーティングを開かない。
  26. 最初の90分間を、最大限に活用する。
  27. 着手している仕事が未来にどうつながるのかを、把握する。
  28. 仕事の一部を、他人にお願いする。
  29. パンよりご飯のほうが、集中力が継続する。
  30. 仕事を逃れる努力より、仕事を済ませる努力のほうが小さい。

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