執筆者:水口貴博

仕事に集中する30の工夫

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将来像を、上司に伝えておく。

将来像を、上司に伝えておく。 | 仕事に集中する30の工夫

あなたは5年後までに、どのようなキャリアを積みたいですか。

10年後、どのような仕事に携わっていたいですか。

自分は将来、どうなりたいのかを、上司に伝えておきましょう。

上司のためになるだけでなく、あなたのためにもなります。

3年後、5年後、10年後には、どんなキャリアを積んで、どうなりたいのかを、できるだけはっきり上司に伝えます。

たしかに上司はいつもあなたのそばにいて、あなたのことをよく理解してくれています。

しかし、あなたが頭の中で考えていることをすべて把握しているわけではありません。

単純なことです。

あなたが頭の中で考えている将来像を、自分で言えばいいだけです。

上司は、あなたから聞いた将来像を考慮し始めます。

あなたが口にした将来像につながる仕事や話があれば、優先して話しかけてくれるようになります。

そのほうが仕事はスムーズに進むからです。

仕事の管理をしている上司は、できるだけ仕事を効率よく、有益に、スムーズに進めたいと考えています。

なにより、部下のためになる仕事を任せたいと願っています。

どの部下に、どんな仕事をお願いしようかと、普段から考えています。

「5年後、こんなキャリアを積みたい。将来はこんな仕事がしたい」と宣言をする部下が、1人でもいると上司は助かります。

キャリアにつながる仕事なら、お願いしやすくなるからです。

率先して、話を振ってくれることでしょう。

あなたにとっても、将来につながる仕事なら、嫌がるどころか、喜んで引き受けたくなるはずです。

将来につながる仕事をもらいやすくなり、あなたも将来につながるキャリアを積みやすくなります。

だからこそ、自分の将来像を上司に伝えておくことは、重要なのです。

仕事に集中する工夫(14)
  • 上司には、将来像をはっきり伝えておく。
同種類の仕事をついでに引き受けると、仕事は増えるどころか減る。

仕事に集中する30の工夫

  1. 定時というタイムリミットを、強く意識する。
  2. やる気があるうちに、仕事を片付ける。
  3. 「いつでもいいよ」と言われた仕事ほど、すぐ取りかかる。
  4. 「仕事リスト」を作ってから、仕事を始める。
  5. 無駄な会議は、徹底的に廃止する。
  6. デジタル機器を、優秀な秘書にする。
  7. 部下同士の仕事を交代させると、人間関係がよくなる。
  8. 同じ種類の仕事は、まとめて片付ける。
  9. 例外を、1つも作らない。
  10. 言葉は省略をしてもいいが、適度さを守る。
  11. とにかく仕事に着手する。
  12. 仕事中に割り込まれる要因を排除する。
  13. 「始業時間前」と「昼休み」は、仕事に専念できる時間。
  14. 将来像を、上司に伝えておく。
  15. 同種類の仕事をついでに引き受けると、仕事は増えるどころか減る。
  16. 休憩は疲れたときに入れるのではなく、仕事の区切りに入れる。
  17. 読み終わったメールは、保存ではなく、削除する。
  18. 思わぬ仕事に対応できるよう、あらかじめ準備を整えておく。
  19. 仕事は、一気に片付ける癖をつける。
  20. コーヒーを飲むと、仕事に集中できる。
  21. すぐ片付く仕事から着手する。
  22. 仕事中の水分は、控える。
  23. 定時で帰って、十分に睡眠時間を取る。
  24. 大きな仕事は、短く区切ってから進める。
  25. チームミーティングを開かない。
  26. 最初の90分間を、最大限に活用する。
  27. 着手している仕事が未来にどうつながるのかを、把握する。
  28. 仕事の一部を、他人にお願いする。
  29. パンよりご飯のほうが、集中力が継続する。
  30. 仕事を逃れる努力より、仕事を済ませる努力のほうが小さい。

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