執筆者:水口貴博

仕事に集中する30の工夫

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読み終わったメールは、保存ではなく、削除する。

読み終わったメールは、保存ではなく、削除する。 | 仕事に集中する30の工夫

あなたは、読み終わったメールをどう管理していますか。

普通は、削除せずに保存をすることでしょう。

受け取ったメールは、後から読み直す必要があるかもしれません。

たしかに契約に関わるメールなら、法的な意味合いがあるため、残すべきです。

また、重要な手順やルールを記載したメールも、後から読み返す可能性が強いため、残したほうがいいでしょう。

しかし、そういう一部の重要なメールを除いて、残りはすべて削除しましょう。

ほとんどのメールは、単なる報告・連絡・相談というようなメールのはずです。

こうした一般的なメールは、大胆に削除してかまいません。

保存ではなく、削除です。

一般的なメールは、読み返さないからです。

読み返す必要もないものをためると、業務効率が悪くなります。

メールがたまればたまるほど、確かめるときに膨大な時間がかかるからです。

メールをすべて残そうとすると、メールボックスはすぐいっぱいになります。

検索にも時間がかかり始めます。

メールが増えるほど、探している時間も比例して増えます。

時系列順に、目で追うだけでも時間をかなり必要とします。

仕事に集中するためには「捨てる力」をつけましょう。

読み返しもしないメールをためるのは、仕事のできない人がすることです。

仕事のできる人は、契約関係のメールだけ保存して、そのほかのメールは読み終わった後、削除します。

ほとんどのメールは読み返さない事実に、早く気づきましょう。

捨てる人は、メールボックスがシンプルになります。

メンタルな面においても、大いに効果があります。

メールボックスにあるメールが少ないと、精神的に負担が減ります。

忘れていいことは忘れて、今の仕事だけに集中するのです。

仕事に集中する工夫(17)
  • 読み終わったメールは、削除する。
思わぬ仕事に対応できるよう、あらかじめ準備を整えておく。

仕事に集中する30の工夫

  1. 定時というタイムリミットを、強く意識する。
  2. やる気があるうちに、仕事を片付ける。
  3. 「いつでもいいよ」と言われた仕事ほど、すぐ取りかかる。
  4. 「仕事リスト」を作ってから、仕事を始める。
  5. 無駄な会議は、徹底的に廃止する。
  6. デジタル機器を、優秀な秘書にする。
  7. 部下同士の仕事を交代させると、人間関係がよくなる。
  8. 同じ種類の仕事は、まとめて片付ける。
  9. 例外を、1つも作らない。
  10. 言葉は省略をしてもいいが、適度さを守る。
  11. とにかく仕事に着手する。
  12. 仕事中に割り込まれる要因を排除する。
  13. 「始業時間前」と「昼休み」は、仕事に専念できる時間。
  14. 将来像を、上司に伝えておく。
  15. 同種類の仕事をついでに引き受けると、仕事は増えるどころか減る。
  16. 休憩は疲れたときに入れるのではなく、仕事の区切りに入れる。
  17. 読み終わったメールは、保存ではなく、削除する。
  18. 思わぬ仕事に対応できるよう、あらかじめ準備を整えておく。
  19. 仕事は、一気に片付ける癖をつける。
  20. コーヒーを飲むと、仕事に集中できる。
  21. すぐ片付く仕事から着手する。
  22. 仕事中の水分は、控える。
  23. 定時で帰って、十分に睡眠時間を取る。
  24. 大きな仕事は、短く区切ってから進める。
  25. チームミーティングを開かない。
  26. 最初の90分間を、最大限に活用する。
  27. 着手している仕事が未来にどうつながるのかを、把握する。
  28. 仕事の一部を、他人にお願いする。
  29. パンよりご飯のほうが、集中力が継続する。
  30. 仕事を逃れる努力より、仕事を済ませる努力のほうが小さい。

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