執筆者:水口貴博

時代の先を読む力をつける30の方法

3

自分に関係する分野は、狭く深く掘り下げる。自分に関係しない分野は、広く浅く学ぶ。

自分に関係する分野は、狭く深く掘り下げる。自分に関係しない分野は、広く浅く学ぶ。 | 時代の先を読む力をつける30の方法

未来を知るためには、現状についてしっかり把握することから始まります。

今の状態を知り、どういう方向へ向かって進んでいるのかがわかれば、おのずからやってくるであろう未来の姿が見えてきます。

しかし、できるようになるのは「幅広い情報収集」が大前提です。

学校のように試験範囲が限られていればいいですが、社会の勉強は試験範囲が途方もなく広いです。

そこで情報収集する際のポイントが、2つあります。

  1. 自分に関係する分野は、狭く深く掘り下げる
  1. 自分に関係しない分野は、広く浅く学ぶ

学校の勉強では「深く狭く」でした。

しかし、社会の全体像を把握するために必要なのは、基本的に「広く浅く」です。

「全体像の把握」というくらいですから、全体を勉強しなければなりません。

もちろんすべてを勉強できるならいいですが、特に社会人は忙しくて、そんな余裕はないはずです。

すべてを広く浅くというわけではなく、自分が仕事に関わっている分野については、深く掘り下げて勉強することです。

仕事に関係している分野では、必要な知識はもちろん、同僚や上司とのコミュニケーションでも頻繁に出てくるからです。

それは時代の先を読むためという目的だけでなく、今の仕事を快適に進めるためにも必要です。

私の場合、自分が関係するコンピューターの分野は、特に深く掘り下げて勉強しています。

そのほかの分野は、広く浅く学んでいます。

コンピューター関係に関しては、自宅でサーバーを立てて、ウェブサイトを作って運営するほど専門的に深く掘り下げています。

一方で関係がない分野も、まったく知らないのは不利になるので、ニュースサイトをチェックします。

年度別に発行される用語集に目を通して、広く浅く把握します。

そういう「狭く深く」と「広く浅く」のメリハリをつけて情報を収集していくことが大切です。

限られた時間の中で、より効率よく情報を集めるポイントなのです。

時代の先を読む力をつける方法(3)
  • 関係する分野は狭く深く掘り下げ、関係しない分野は広く浅く、情報を収集する。
マスコミのゴシップやスキャンダルは、完全に無視して問題ない。

時代の先を読む力をつける30の方法

  1. 時代の先を読み、生活の向上に結びつける。
  2. 今の状態を知ることなしに、未来の状態を正確に予想はできない。
  3. 自分に関係する分野は、狭く深く掘り下げる。
    自分に関係しない分野は、広く浅く学ぶ。
  4. マスコミのゴシップやスキャンダルは、完全に無視して問題ない。
  5. あらすじをまとめた記事を使って、素早く情報を収集する。
  6. 「週刊ダイジェスト」は、忙しいビジネスマンにもってこい。
  7. ブームは、急速に全国に広まった後、急速に忘れ去られる。
  8. 人気が出ている商品やサービスは、その時代を象徴している姿である。
  9. 電車の中で、時代の流れを予想する。
  10. 店の入り口付近こそ、時代の最先端が見える場所。
  11. ベストセラーは、現代社会のニーズが最も反映されている。
  12. 歴史は、人の感情が作り出している。
  13. わかりやすくなれば、ヒットしやすくなる。
  14. 子どもに投資することは、未来に投資すること。
  15. 子どもたちに異変があっても、今なら改善に間に合う。
  16. 都会の中をぶらぶらして、刺激に接する。
  17. 今まで見たこともないような商品や新しいサービスには、特に要チェック。
  18. マスコミの情報を、何でもうのみをしてはいけない。
  19. コマーシャルの時間は、時代を学ぶ時間になる。
  20. デパートのショーウインドーから、最新のファッションセンスを学ぶ。
  21. 高機能・高性能に走りすぎると、逆に衰退する。
  22. 今を一生懸命に生きることで、素晴らしい未来も出来上がる。
  23. 過去を学ぶと、先の展開が読めるようになる。
  24. 近い業種の「起承転結」は、参考にできる内容が多い。
  25. 高齢者ほど、時代の予想は的中しやすい。
  26. 本音ほど、小さな声で語られる。
  27. 「権力・お金・セックス」を求める人は、人生につまずきやすい。
  28. トップがしていることを見れば、未来の光景が目に浮かぶ。
  29. 土台があるものが生き残り、ないものが倒れて消える。
  30. 便利な道具は、意外な不便を生み出す。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION