年賀状は、元旦に届いてこそ意味があります。
新年早々の年賀状は、気持ちいいですね。
しかし、1月1日に思わぬ人から年賀状が届く場合があります。
「おや、こんな人から年賀状が届いている。急いで返事を書かなくちゃ!」
誰にでも、一度や二度は経験のあることです。
すぐ返事を書いて、郵便ポストに入れる分にはいいのです。
問題は「後から書こう」と思っている場合です。
新年から仕事が入っていたり、用事があったりする場合は返事を書くのも後回しにしがちです。
後からと考えると、人間は自然といつまでも書かないものです。
いつの間にか「松の内」を過ぎてしまうことがあります。
松の内とは、1月1日から7日までの7日間のことをいいます。
年賀とは、この松の内の期間を指しています。
年賀状は、その名のとおり、年賀にやりとりをする状です。
1月7日を越えるような年賀状はよくありません。
よい印象より、悪い印象が目立ち始めます。
私はたまに、年賀状の返事を1月10日くらいにいただくことがあります。
もちろん返事があるだけまだいいのですが、こんなに遅いと「この人は公私ともに時間にルーズなのかな」と残念に思います。
実際、仕事でやりとりする年賀状において、松の内を過ぎた年賀状はそう思われても不思議がありません。
松の内に届くように年賀状の返事を書くようにしましょう。