執筆者:水口貴博

冠婚葬祭の30のマナー

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新郎新婦より派手な格好をしない。

新郎新婦より派手な格好をしない。 | 冠婚葬祭の30のマナー

社会人ともなれば、友人の結婚式に招待されることがあります。

結婚式は、新郎新婦にとって人生の大イベントですから、出席する側も式を壊さないように気を使います。

そんな結婚式へ出席するときのマナーです。

まず「新郎新婦より派手な格好をしない」という基本マナーです。

仲のいい友人が結婚することになれば、あなたも気持ちが高ぶり、服装も派手になってしまいがちです。

しかし、結婚式での主役は新郎新婦です。

主役を目立たせるためにも、出席者は派手な服装を控えたほうがいいのです。

もちろん地味すぎる私服もNGです。

男性は、新郎にそっくりな黒いタキシードは控えたほうがいいでしょう。

通常の礼服に、シルバーのネクタイというお決まりの格好で十分です。

派手なデザインの服も結婚式という場ではふさわしくありません。

女性なら、まず真っ白の服は控えるようにしましょう。

白のドレス、白のワンピースなどです。

本来「白は花嫁が着る色」とされています。

真っ白な服を着ていると大変目立ちます。

新婦が着ている服と重なり、どちらが主役かわからなくなります。

目立ちすぎる服装は、注意が必要です。

冠婚葬祭のマナー(3)
  • 新郎新婦より派手な服装は、避ける。
結婚披露宴でのスピーチでは、不幸話を避けること。

冠婚葬祭の30のマナー

  1. 結婚式で友人をなくす。
  2. 結婚が決まれば、早めに上司へ報告する。
  3. 新郎新婦より派手な格好をしない。
  4. 結婚披露宴でのスピーチでは、不幸話を避けること。
  5. 4万、9万、偶数は、結婚祝い金として送ってはいけない金額。
  6. お祝い金を、直接、現金で渡すのは厳禁。
  7. 式に出席しなくても、お祝い金を送るのがマナー。
  8. 招待された結婚式には、できるだけ出席する。
  9. 葬式のような弔事では、露出の少ない黒い服装にする。
  10. 葬儀の場で、亡くなった理由を遺族に尋ねないこと。
  11. 葬儀にはお線香を用意する代わりに、香典を用意する。
  12. 御祝儀では「折り目のない新札」。
    不祝儀では「折り目の付いたお札」。
  13. 焼香の火は、口で息を吹きかけて消してはいけない。
  14. うっかり口にしてしまう忌み言葉。
    あなたは大丈夫ですか。
  15. 「忌み言葉」だけでなく「重ね言葉」にも気をつけよう。
  16. 慶事と弔事が重なった場合には、弔事を優先させる。
  17. お見舞いには、タイミングが重要。
  18. 鉢植えの花は、お見舞いに持っていってはいけない。
  19. 不幸を連想させる花は、お見舞いに不向き。
  20. 花選びには、花屋さんに頼るのが一番いい。
  21. 患者を元気づけられなければ、お見舞いは行かないほうがいい。
  22. お見舞いには、長居は禁物。
  23. 取引先から個人宛てに届いた品物は、一言上司に報告する。
  24. 夏にお中元を贈れば、年末にもお歳暮を贈り、水準も保つこと。
  25. あげていない相手からの贈り物の返事は、礼状でよい。
  26. 政治関係は、贈り物のやりとりをしてはいけない。
  27. プリント印刷だけの年賀状は、要注意。
  28. 返事の遅すぎる年賀状は、得より損をする。
  29. 栄転か左遷かわからないときには「ご就任祝い」として贈る。
  30. 喪中の人に「めでたい品物」を贈ってはいけないが「感謝の品物」は贈っていい。

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