執筆者:水口貴博

冠婚葬祭の30のマナー

23

取引先から個人宛てに届いた品物は、一言上司に報告する。

取引先から個人宛てに届いた品物は、一言上司に報告する。 | 冠婚葬祭の30のマナー

お中元、お歳暮の季節になれば、会社間で贈り物のやりとりが行われます。

その代表といえば、やはり「お中元」「お歳暮」です。

お得意先、取引先から、夏のお盆前にお中元をいただきます。

また年の暮れにはお歳暮をいただきます。

会社宛てに届いたものは会社が受け取りますから、当然、上司にもわかります。

問題は、個人に宛てた贈り物です。

個人に宛てた贈り物とはいえ、内緒にするのはよくありません。

取引先から個人で届いたお中元お歳暮は、基本的に上司にも報告するのがマナーです。

上司は、すぐお礼の電話を入れることができます。

取引先と個人でやりとりをしていても「会社間のやりとり」であることを忘れてはいけません。

上司から「この取引先を対応しているのはあなただから報告しなくていい」という指示があれば、そのとおりにしてかまいません。

しかし、基本的には上司に報告です。

対応に迷ったときには、丁寧すぎる対応でかまいません。

冠婚葬祭のマナー(23)
  • 個人で受け取ったお中元お歳暮も、上司に一言報告しておく。
夏にお中元を贈れば、年末にもお歳暮を贈り、水準も保つこと。

冠婚葬祭の30のマナー

  1. 結婚式で友人をなくす。
  2. 結婚が決まれば、早めに上司へ報告する。
  3. 新郎新婦より派手な格好をしない。
  4. 結婚披露宴でのスピーチでは、不幸話を避けること。
  5. 4万、9万、偶数は、結婚祝い金として送ってはいけない金額。
  6. お祝い金を、直接、現金で渡すのは厳禁。
  7. 式に出席しなくても、お祝い金を送るのがマナー。
  8. 招待された結婚式には、できるだけ出席する。
  9. 葬式のような弔事では、露出の少ない黒い服装にする。
  10. 葬儀の場で、亡くなった理由を遺族に尋ねないこと。
  11. 葬儀にはお線香を用意する代わりに、香典を用意する。
  12. 御祝儀では「折り目のない新札」。
    不祝儀では「折り目の付いたお札」。
  13. 焼香の火は、口で息を吹きかけて消してはいけない。
  14. うっかり口にしてしまう忌み言葉。
    あなたは大丈夫ですか。
  15. 「忌み言葉」だけでなく「重ね言葉」にも気をつけよう。
  16. 慶事と弔事が重なった場合には、弔事を優先させる。
  17. お見舞いには、タイミングが重要。
  18. 鉢植えの花は、お見舞いに持っていってはいけない。
  19. 不幸を連想させる花は、お見舞いに不向き。
  20. 花選びには、花屋さんに頼るのが一番いい。
  21. 患者を元気づけられなければ、お見舞いは行かないほうがいい。
  22. お見舞いには、長居は禁物。
  23. 取引先から個人宛てに届いた品物は、一言上司に報告する。
  24. 夏にお中元を贈れば、年末にもお歳暮を贈り、水準も保つこと。
  25. あげていない相手からの贈り物の返事は、礼状でよい。
  26. 政治関係は、贈り物のやりとりをしてはいけない。
  27. プリント印刷だけの年賀状は、要注意。
  28. 返事の遅すぎる年賀状は、得より損をする。
  29. 栄転か左遷かわからないときには「ご就任祝い」として贈る。
  30. 喪中の人に「めでたい品物」を贈ってはいけないが「感謝の品物」は贈っていい。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION