公開日:2023年11月11日
執筆者:水口貴博

ピンチを楽しむ30の方法

28

できないときは、できないことをはっきり伝えるのが良い。

できないときは、できないことをはっきり伝えるのが良い。 | ピンチを楽しむ30の方法

できないときは、きちんとできないことを伝えたほうがいいのです。

断るとき「難しい」「厳しい」という言い方がよく聞かれます。

もちろん日常で使う分にはいいのです。

柔らかく断る意味で「難しい」「厳しい」という言い方は、ビジネスでもプライベートでもよく使われる、一般的な言葉遣いです。

相手はできないことを理解して、次に話が進みます。

しかし、本当に「無理」「不可能」という状況があり、そのことをはっきり伝えなければいけない場面もあります。

本当にできないのなら、誤解がないよう正確に伝えなければいけません。

そういったときまで「難しい」「厳しい」という言い方をすると、誤解を生む恐れがあります。

「難しい」「厳しい」ということは「頑張ればできるかもしれない」ということです。

わずかながら可能性が感じられます。

言葉を濁したり曖昧な答え方だったりすると、相手は「可能性がある」「できるかもしれない」と解釈します。

こちらの意図がうまく伝わらず、誤って解釈された結果、話がこじれるケースがあるのです。

もちろん相手を不快にさせない言葉遣いは大切ですが、一方で誤解がないよう伝えなければいけないときもあります。

どうしてもできないときは、やはりそのことをはっきり伝えたほうがいいのです。

「できません」は「できかねます」と言い換える

「できない」という言い方には表現にとげがあって、抵抗を感じることもあるでしょう。

そういうときにおすすめなのは「できかねます」という表現です。

「できません」を丁寧に表した表現です。

「したい気持ちがあるけれど、できない」というニュアンスを表現できます。

「申し訳ございませんが、○○することはできかねます」という言い方なら、相手を不快にさせる心配はありません。

柔らかく丁寧な表現でありながらも、はっきり断ることが可能です。

相手は正確に意味を理解したうえで、話が進むのです。

ピンチを楽しむ方法(28)
  • できないときは、言葉を濁さず、できないことをはっきり伝える。
  • 「できない」という言い方に抵抗がある場合は「できかねます」という表現を使う。
「知っていることばかりだった」より「大切なことを再確認できました」。

ピンチを楽しむ30の方法

  1. ピンチは、神様からの抜き打ちテスト。
    どれだけ難しくても、必ず解法が存在する。
  2. ピンチにパンチをお見舞いしよう。
  3. 解決策が見つかれば、ピンチの半分は終わっている。
  4. なぜ占いの結果が良いのに、ピンチが起こるのか。
  5. 「人の力を借りることも仕事の1つ」
  6. ピンチは、にこにこしながら対応するのが良い。
  7. ピンチのない人生ほど、つまらない人生はない。
  8. 修正を楽しむ。
    改善を楽しむ。
  9. ピンチのときに聴く音楽を決めておこう。
  10. 人のアドバイスに「なるほど」と答える人が、ピンチを乗り越える。
  11. 形だけの謝罪だから、許してもらえない。
    心からの謝罪だから、許してもらえる。
  12. ピンチのときの借金には、十二分に注意する。
  13. トラブルが起こったら、自分にお祝いの声をかけよう。
  14. ピンチを乗り越えた快感は、ピンチを乗り越えた人しか味わえない。
  15. ピンチのときこそ、ストレス対策が重要。
  16. 「お知恵を拝借させてください」のフレーズを使えば、快く相談に乗ってもらえる。
  17. 叱られたら「申し訳ございません」から始めることが大切。
  18. ピンチのときほど「配慮の心」を忘れない。
  19. 同じ立場の人を思い浮かべると、安心感が生まれ、やる気も湧いてくる。
  20. 普通のトラブルを、ピンチと呼ばない。
  21. 「どうでもいい」ではなく「何とかする」と考えよう。
  22. どれだけ大変なピンチでも、法に触れることはしない。
  23. 「何もしないのがベスト」ということもある。
  24. 「かっこいい姿を見せたい」という気持ちも、素晴らしいモチベーション。
  25. トラブルが多いのは、たくさんチャレンジができているからだ。
  26. スムーズに仕事をする上司だからといって、今までトラブルがゼロだったわけではない。
  27. 相談しても、相談しまくるな。
  28. できないときは、できないことをはっきり伝えるのが良い。
  29. 「知っていることばかりだった」より「大切なことを再確認できました」。
  30. ピンチを乗り越えた後は、お礼行脚。

同じカテゴリーの作品

プラス思考」の人気記事

1
プラス思考
ポジティブになれない原因は、行動しないから。
ポジティブ思考になる30の方法
2
プラス思考
ネガティブな人は、複雑に考える。
ポジティブな人は、シンプルに考える。
ポジティブ思考になる30の方法
3
プラス思考
気持ちはなくていいから、とにかく癖にしてしまう。
ポジティブ思考になる30の方法
4
プラス思考
「どうせできない」はネガティブになるおまじない。
「何とかなる」はポジティブになるおまじない。
ポジティブ思考になる30の方法
5
プラス思考
嫌なことがあったときは、意味のあることと考える。
明るい性格になる30の方法
6
プラス思考
足りないのは、自分を褒める習慣。
暗い気持ちがぱっと明るくなる30の方法
7
プラス思考
相手を変えようとすると、うまくいかない。
自分を変えようとすると、うまくいく。
ポジティブ思考になる30の方法
8
プラス思考
「積極的な人間関係」でポジティブになる。
ポジティブ思考になる30の方法
9
プラス思考
「明るい人」になりたければ「行動する人」になればいい。
明るい性格になる30の方法
10
プラス思考
すべてうまくいかないときは、神様からの「休憩しろ」というメッセージ。
暗い気持ちがぱっと明るくなる30の方法

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION