世界を広げるにはどうすればいいのでしょうか。
好きでないこともやってみましょう。
私たちは普段、好きなことをやりたがろうとします。
好きな本を読んだり、好きな音楽を聴いたり、好きな場所に行ったり、好きな料理を食べてみたりなどなど。
もちろん好きなことをすることは大切です。
好きなことをすれば、心が躍る有意義な時間を過ごせます。
元気が出たり明るい気持ちになったりするだけでなく、ストレス解消にもなります。
好きなことが心の支えになっている人も多いのではないでしょうか。
しかし、好きなことをやるのもいいのですが、それだけでは世界は広がりません。
好きなことばかりやっていては、同じ種類の刺激しか得られなくなります。
価値観の固定化が促され「井の中の蛙」になる恐れがあるのです。
自分の世界を広げるには、ぜひ好きではないこともやってみたい。
たまには好きでない本も読んでみましょう。
興味がなくても、意外と面白かったり、楽しさに気づいたりできることがあります。
たまには好きでない音楽も聴いてみましょう。
「世の中にはこんな音楽もあるのか!」と発見ができて、音楽の価値観を広げる機会になります。
たまには好きでない料理も食べてみましょう。
新しい味わいを発見できたり、料理の価値観が広がったりします。
見た目は悪くても意外とおいしくて、大好物になる可能性もあるでしょう。
何より素晴らしいのは、新鮮な刺激がもたらされることです。
好きでないことをすれば、普段と違ったことをすることになるため、すべて新鮮な刺激になります。
新鮮な刺激は、心の栄養です。
新しい価値観が取り込まれ、心を大きく育て、世界を広げてくれるのです。
心もどんどん若返ります。
リフレッシュや気分転換を兼ねて、たまには好きでないこともやってみてください。
遊び心でいいのです。
「ハズレでも良し」と思えば、チャレンジ精神が湧いてくるはずです。
「好きだからやる」だけでは、世界は広がりません。
「好きではないけどやってみる」で、世界が広がります。
新しい出会いが来るの待つのではなく、こちらから新しい出会いをしに行きましょう。