頬杖をして、良いことは1つもありません。
頬杖は、悪い誤解を招くもと。
授業中でも仕事中でも会議中でも、頬杖をつきながら話を聞いていると、ろくなことになりません。
周りの目には「消極的な姿勢」として映り、態度が悪いと思われます。
いくら自分では真剣に聴いているつもりでも、頬杖をついていると、なかなか良い印象が持たれません。
「退屈」「面白くない」「早く帰りたい」など、ネガティブなサインとして伝わります。
友人や恋人との会話中、頬杖をついていると、相手を不快にさせてしまうでしょう。
「私の話は退屈なのかな。面白くないのかな」と不安にさせてしまうため、弾む会話も弾まなくなります。
頬杖は歯並びに影響することもあります。
寝相が悪いと歯並びに影響を与えることは有名ですが、頬杖の癖も、歯並びに影響します。
歯は、上下の圧力には強いですが、横や斜めの圧力には弱い性質があります。
日頃から頬杖をついていると、歯並びが内側にゆがんで、左右非対称になります。
「私は頬杖なんてついていない」という人もいるでしょう。
油断は禁物です。
頬杖の怖いところは「無意識」という点です。
わざわざ意識的に頬杖をつく人はいません。
頬杖のほとんどは癖になっているため「無意気」というケースが大半です。
これが頬杖の怖いところです。
「私は頬杖をついていない」という人でも、じっくり振り返ってみると、まれに頬杖をついているかもしれません。
たとえば、考え事をしているときは、無意識に頬杖をしていることが多いものです。
自分では真剣に考え事をしていても、周りから悪く誤解されるのは不本意でしょう。
疲れているときや元気がないときも、いつの間にか頬杖をついていることが少なくありません。
いま一度、自分の態度を振り返ってチェックしてみてください。
頬杖は、ネガティブなサインとして受け止められやすいため、できるだけ直しておくのが賢明です。
頬杖の改善は、まず気づくことから始まるのです。