時間の使い方が上手な人と下手な人の違いは「3分の待ち時間」に表れます。
時間の使い方が下手な人は、3分の待ち時間に何もしません。
3分はすぐです。
「3分しかない」「3分では何もできない」と考えているので、特にこれといったことをせず、ぼんやり待ちます。
時間が来るまでじっと待っています。
別に悪くはありませんが、少し時間がもったいない。
3分とはいえ、時間です。
ぼんやり待つだけでは、何も生まないし、何も得られないし、何も成長しません。
貴重な時間を無駄にしている状態といえます。
一方、時間の使い方が上手な人は、3分の待ち時間であっても無駄にしません。
本を読んだり、メッセージに返信をしたり、スマホでニュースをチェックしたり、調べ物をしたり、ちょっと勉強をしたり。
「待ち時間=チャンス」と考えているので、短い時間であっても無駄にしません。
短い時間なりに、有効に活用しています。
3分の待ち時間だからといって、ぼんやり待つのではありません。
できるだけ有意義に使いましょう。
待ち時間の使い方は自由ですが、できれば学びや成長など、プラスになるような使い方をしたい。
たった3分であっても、貴重な時間です。
「たった3分では何もできない」と考えるのではありません。
短い時間かもしれませんが、3分なりにでできることがあります。
本であれば、2、3ページくらい読めるでしょう。
メールのチェックやメッセージの返信くらいならできるはずです。
ニュースであれば、1記事や2記事くらいは読めるはずです。
簡単な調べ物なら、十分な時間でしょう。
英単語を覚えるのも、3分でいくつかできるはずです。
短い時間であっても、無駄にせず、有効活用しましょう。
小さな積み重ねを大切にすることです。
「3分しかない」と考えるのではなく「3分もある」と考えたい。
3分も、考えようによっては、まとまった時間です。
「1秒が180回連続してまとまっている」という考え方ができます。
私たちの日常生活には、小さな待ち時間が無数にあります。
細切れの時間であっても、かき集めると、大きな時間です。
小さな待ち時間を有効活用すれば、時間がないという問題は解決します。
たかが3分、されど3分。
3分の待ち時間を有効活用する人が、人生を豊かに生きていけるのです。