レッテルを貼る癖がある人を見かけることはありませんか。
レッテルを貼る癖とは、人や物事に対し、偏見や先入観だけで一方的に評価する行為のことをいいます。
たしかにある程度人生を生きていると「こんな生活を送る人はこんな傾向がある」といえる状況もあるでしょう。
今まで見聞きしたことから、一定のイメージや経験則が形成されるものです。
しかしだからといって、一概に決めつけるのもよくありません。
世の中には、すぐレッテルを貼ってしまう人がいます。
もちろんどれも偏見であり、誤った認識です。
相関関係がゼロとは言い切れず、一部にそういう人たちもいるかもしれません。
だからといって、決めつけたようにレッテルを貼るのは注意が必要です。
レッテルを貼ることの怖さは、視野をぐっと狭めてしまうことにあります。
レッテルを貼ってしまうと、そういう見方しかできなくなり、自分で自分の見え方や感じ方を固定させてしまいます。
いったん自分の中でイメージが定着すると、なかなか解消が難しくなります。
レッテルを貼ることが癖になっていると、固定観念にとらわれることが多くなり、柔軟な思考を妨げるのです。
私たちを取り巻く環境には、さまざまな例外があります。
人は状況でいくらでも変わります。
レッテルを貼る癖があると、一面的な見方しかできなくなります。
「思い込みが強くなった自分」となってしまい、人付き合いに悪い影響を及ぼしてしまうのです。
一度うそをついただけで「裏切り者」のレッテルを貼るのは大げさです。
人なら誰でもうそをつくことがあります。
励ましや勇気づけのために、優しいうそをつくこともあるでしょう。
不登校の生徒に対して「怠け者」のレッテルを貼るのも誤りです。
登校の意思があっても、健康問題や家庭事情があって難しいのかもしれません。
就職をしない人に対して「社会不適合者」のレッテルを貼るのは早合点です。
しばらく充電期間としてのんびりしていることもあるでしょう。
仕事を探しているものの、なかなか見つからないだけかもしれません。
事情があって、仕事ができない状況もあり得ます。
毎日お酒を飲んでいる人に対して「アルコール依存症」のレッテルを貼るのも要注意です。
毎日お酒を飲む人は珍しいことではありません。
「飲みニケーション」という言葉があるように、お酒にはコミュニケーションを円滑にする働きもあります。
もちろん酔いつぶれるまで飲むのはNGですが、きちんと適量を守った、節度ある飲み方をしているなら問題ありません。
柔軟な思考を手に入れたいなら、レッテルを貼る癖をやめてしまうことです。
心当たりがあれば、今すぐ見直しをおすすめします。
真っ白な頭で見る癖をつけましょう。