執筆者:水口貴博

心の成長が加速する30の言葉

14

会話量が少ないことは悪いことではない。大切なのは、会話量より思考量。

会話量が少ないことは悪いことではない。大切なのは、会話量より思考量。 | 心の成長が加速する30の言葉

「人と会話することが少ないです」

「声を発することがほとんどありません」

会話量が少ないことに悩んでいる人がいます。

人と接する機会が少ないと、コミュニケーション不足になります。

孤独や寂しい印象が伴い、ネガティブな印象があったりするものです。

人と会わない一人暮らしのため、会話量が少なくなっていることもあるでしょう。

テレワークや在宅勤務など、仕事の都合で人と会わない生活が続くこともあるはずです。

人と会話することが少ないと、脳機能の衰えを懸念する人も多いのではないでしょうか。

もちろん話したいのに話せない状況があるなら要改善です。

おしゃべりを楽しみたいなら、どんどん積極的に人と会う機会を作っていくのが一番です。

しかし、会話量が少ないことは、一概に悪いこととは言えません。

会話を求めていないなら、無理に会話をする必要はありません。

行きたくもない飲み会やパーティーに出席にしたり、無理やり人と会う約束を作ったりするのは本末転倒です。

会話が少ないことに罪悪感を持たないことです。

大切なのは「会話量」より「思考量」です。

「いかに頭を使っているか」「いかに脳を働かせているか」です。

たとえば、本を読んだり将棋を指したりするとき、脳はしっかり活動しています。

黙読であっても、頭の中ではいろいろな言葉が飛び交っています。

プロ棋士は、黙々と将棋を指していますが、頭はフル活用されています。

映画や芸術を鑑賞して感じたり考えたりすることも、頭を使うことの1つです。

言葉を発していなくても、しっかり脳を働かせることになります。

いろいろなことを感じたり考えたり学んだりすることです。

十分な思考量があるなら脳活動は活発であり、脳機能が衰える心配はありません。

見た目は1人の状態であっても、きちんと楽しんでいるなら、1人の時間が充実していることになります。

脳内1人会話も悪くない

実は1人でも会話を楽しむことが可能です。

「脳内1人会話」です。

話し相手がいなければ、脳内1人会話によって自分との対話を楽しみましょう。

「○○だろうか」「いや、そうではない」「ではなぜそうなるのか」というように、脳の中で会話のやりとりを楽しみます。

私たちには高度な脳があります。

話し相手がいなくても、自分の中だけで会話のキャッチボールを実現させることが可能です。

もちろん高次元まで発展させていくことも可能です。

学者や研究者は、脳内1人会話によって素晴らしい仕事をしています。

ぶつぶつ独り言を言うのは要注意ですが、頭の中で1人会話を楽しむなら何も問題はありません。

脳内1人会話もコミュニケーションの1つです。

私たち人間は、思考する生き物です。

人の脳は非常に優れていて、話し相手がいなくても、1人の状態で思考をぐるぐる回していくことが可能です。

脳内でインプットとアウトプットが繰り返され、会話のキャッチボールが実現されています。

脳内1人会話を楽しめば、言葉は発していなくても、脳の中はにぎやかです。

会話量が減っても、きちんと思考量が保たれているなら問題ありません。

1人の状態であっても思考量が十分あれば、しっかり脳を使っていることになります。

会話量より思考量のほうが多いなら、むしろ健全なのです。

心の成長が加速する言葉(14)
  • 会話量より思考量を重視する。
アドバイスを悪口と誤解していませんか。

心の成長が加速する30の言葉

  1. 常に成長している人は、常にチャレンジしている人。
  2. 体の成長には限界がある。
    心の成長には限界がない。
  3. 成長の早い人は「驚きの目」を持っている。
  4. 読書中に知らない言葉と出会ったら、積極的に辞書を引く。
  5. 「しなければならない」を減らすのコツは「積極性」と「好奇心」。
  6. 人には、1つくらいコンプレックスがあったほうがいい。
  7. 固い頭を柔らかくするには「アップデート」という考え方が有効。
  8. 愚痴を言い始めると、伸びていた成長が止まる。
    愚痴をやめると、止まっていた成長が伸び始める。
  9. ゆっくり落ち着いた口調で「なるほど」と言えば、心の奥まで響く。
  10. どんな専門職にも、汎用スキルを鍛える場面がある。
  11. 耳をふさぐと、耳が不自由な人の気持ちを理解できる。
    音が聞こえることの素晴らしさも再認識できる。
  12. 成長のタネは「嫌いな人」にある。
  13. 試合中のプレイだけが勇姿ではない。
    負けた後に受けるインタビューも勇姿の1つ。
  14. 会話量が少ないことは悪いことではない。
    大切なのは、会話量より思考量。
  15. アドバイスを悪口と誤解していませんか。
  16. 本棚は心の窓。
    本棚を見ると、その人がわかる。
  17. 突き刺さる言葉は、出会うものではなく、作り出すもの。
  18. 友人の数を自慢してはいけない。
    大切なのは、どれだけ親しいか。
  19. ミスや失敗を環境のせいにする人は、成長できない。
  20. 心の成長のためには、自分とは違った意見に触れていくことが必要。
  21. 心は、1ミリ大きくなるだけでいい。
  22. 人生は、根性がなくて生きていける。
  23. 「伝える」と「伝わる」は似て非なるもの。
    大切なのは「どれだけ伝えたか」ではなく「どれだけ伝わったか」。
  24. 1回怒って1つ年を取ったら、1回笑って取り返すのではない。
    2回笑って若返るのだ。
  25. あなたがしていることは、1つしかない。
    毎日ベストを尽くしているだけ。
  26. 耐えなければいけないストレスは「心の筋トレ」と思って乗り越える。
  27. 「分解」と「結合」は、アイデアを考えるときの基本発想。
  28. 夢中になれば、いつの間にか嫌なことも忘れている。
  29. 「できない」「難しい」は、ただの思い込み。
    心の錯覚に騙されるな。
  30. 自分より不幸な人を見て安心するくらいなら、自分より努力している人を見てパワーをもらうほうがいい。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION