嫌なことがあったとき、一番楽な方法は時間で解決することです。
しかし、それでも「時間が経つのを待っていられない。今すぐ忘れたい」というなら、よい方法があります。
何かに「夢中」になることです。
部活でも、仕事でも、遊びでも、勉強でも、映画でも、漫画でも、何でもいいのです。
まず夢中になれることに取り組みましょう。
できるだけ時間を忘れるくらい夢中になれることのほうがいいです。
「夢中」という字は「夢」の「中」と書きます。
人間、寝ている間に見る夢では、時間があっという間に過ぎていきます。
だから現実でも、夢の中にいるくらい時間を忘れる何かに没頭すればいいのです。
現実の世界でも、夢中になれば、時間があっという間に過ぎてしまいます。
しかし、それでも夢中になることが何もないというなら、寝てしまえばいいのです。
寝てしまえば、すぐ夢の中に入れます。
夢の中に入って、夢中(夢の中)になれます。
夢中になると時間があっという間に経ってしまうように、夢の中でも時間があっという間に過ぎてしまいます。
寝ている間の夢中(夢の中)と、現実の世界での夢中とは、基本的に同じです。
夢中になれば、それだけで時間を忘れることができるのです。
夢中になれば、それだけでいつの間にか時間が経ち、嫌なことも忘れているのです。