1日に1つは「ちょっと難しいこと」にチャレンジしましょう。
私たちは普段、簡単なことばかりをしがちです。
楽なこと、慣れたこと、単純なことなどなど。
簡単なことには気合も頑張りも必要ありません。
予習も練習も必要ありません。
特に緊張はなく、平気にできてしまうでしょう。
なかには目をつぶりながらできることもあるかもしれません。
無意識に体が動いてしまい、気づいたら終わっているときもあるかもしれません。
しかし、簡単なことばかりでは、なかなか人は成長しません。
ミスすることも失敗することもない。
簡単なことは同じことの繰り返しであり、刺激も変化もありません。
これといった負荷がかからないため、鍛えられるどころか、むしろどんどん衰えてしまいます。
頭や体のトレーニングにならないため、だんだん惰性が強くなっていく一方。
知らず知らずのうちに、チャレンジ精神が衰えていき、どんどん保守的な生き方に陥ってしまいます。
そこで大切になるのが「難しいことへのチャレンジ」です。
たった1つでいいのです。
「ちょっと難しいこと」で十分。
難しいことには取り組みにくくても、ちょっと難しいことであれば、取り組みやすいのではないでしょうか。
「背伸びをすればできそう」「ちょっと頑張ればできそう」と思えることが目安です
ちょっと難しいことであっても、成長には十分な要素が備わっています。
適度なストレスがあるので、成長するにはぴったりです。
心に痛みがあれば、それは「成長痛」です。
身長が急に伸びるときは関節に違和感を覚えますが、それは心にも言えること。
心に成長痛があれば、それだけ心がぐいぐい成長している証拠です。
適度なストレスによって痛みを感じることは、心の成長を促すことにつながります。
今日はまだ残り時間があります。
まだチャレンジしていないなら、これからチャレンジすれば間に合います。
「難しそうだからやらない」ではなく「難しそうだからやってみる」という考え方でいきましょう。
この習慣を、1週間、1カ月、1年と続けていけば、必ず大きな成長につながります。
1日に1つは、ちょっと難しいことにチャレンジしていきましょう。