あなたの身の回りに「嫌な気持ちにさせるもの」はありませんか。
態度の悪い人、心が締め付けられるニュース、整備が行き届いていない道、ネガティブに満ちたウェブサイトなどなど。
嫌な気持ちにさせるものがあれば「見ない努力」をしましょう。
態度の悪い人がいれば、わざわざ接することがないようにします。
できるだけ接しないように距離を置きましょう。
同じ職場でどうしても接する機会があるなら、挨拶と最低限の対応さえしていればOKです。
SNSでいつも悪口を言ってくる人がいるなら、遠慮なくブロックすることです。
心が締め付けられるニュースは、わざわざ見ないようにします。
ニュースの詳細は、見出しから想像がつくでしょう。
見出しを見たとき「嫌な気持ちになるだろう」と思ったら、スルーします。
整備が行き届いていない道があれば、通らないようにします。
ごみが散乱していたり、悪臭が漂っていたりする道があるものです。
汚い道もあれば、きれいな道もあります。
ちょっと遠回りになったとしても、別の道を進んだほうがいいでしょう。
ネガティブに満ちたウェブサイトがあれば、わざわざアクセスしないようにします。
アクセスしなければ、嫌な気持ちになることもありません。
つい見てしまいそうなら、サイトブロッカーの導入も検討してみてください。
わざわざ嫌なものを見る必要はないのです。
自分から不快になりに行くようなものです。
嫌なものは、わざわざ見ないこと。
日常を過ごしていると、嫌な気持ちになるであろうパターンが見えてくるはずです。
もちろんすべてを予測することはできませんが、確率を上げていくことならできるはずです。
自然と視界に入ってきて避けようのないときもありますが、注意意識だけは持っておきたい。
できるだけ見ないようにしたり接する機会を減らしたりすることならできるはずです。
見ない努力は、消極的な姿勢に思えますが、そうではありません。
心の安定を保つために必要なことです。
「見る努力」もあれば、「見ない努力」もあります。
見ない努力もまた、積極的な行動の1つです。