執筆者:水口貴博

人生を真剣に生きる
30の言葉

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嘘は、
後になればなるほど訂正しにくい。
うっかり嘘をついてしまったら、
直後に訂正するのが賢明。

嘘は、後になればなるほど訂正しにくい。うっかり嘘をついてしまったら、直後に訂正するのが賢明。 | 人生を真剣に生きる30の言葉

円満な人間関係を築くためには、できるだけ嘘を避けることが大切です。

嘘がよくないのは子どもでもわかることであり、言うまでもありませんね。

嘘はトラブルのもとです。

もちろん時には優しい嘘や建前の嘘も必要ですが、保身のためにつく嘘はよくありません。

嘘をついたところで、後からばれるものと決まっています。

嘘が多いといずれ相手から信用されなくなり、絆も友情も深めることができません。

日頃から嘘をつかないように心がけているでしょう。

しかし、頭ではわかっていても、日常ではうっかりすることがあります。

嘘に注意して正直を心がけていても、つい魔が差して嘘をついてしまうことがあるでしょう。

見栄を張ることもあれば、かっこつけたくなることもあります。

もちろん悪気はありません。

ちょっと魔が差しただけのこと。

そんなとき「いけない! つい嘘をついてしまった」と焦ってしまいます。

ここでどうするかです。

嘘の訂正は、後になればなるほど正直に言いづらい

よくあるのが「後から嘘を訂正しよう」というパターンです。

いったんその場はやり過ごします。

後からタイミングのいいときを見計らって正直に話し、嘘を訂正しようとします。

これがそう単純ではありません。

「正直に話そう」「嘘を謝ろう」と思っていても、なかなか言い出せません。

たった一言の訂正が難しく感じます。

場を改めると、嘘の訂正もしやすくなるに違いないと思いますが、実際は逆です。

嘘の訂正は、後になればなるほど心理的な抵抗が増して、正直に言いづらくなるのです。

そうこうしているうちに嘘がばれ、相手から失望されるのがオチです。

「どうして嘘をついたの?」と問い詰められ「正直に言おうと思っていたところだった」と言い合うことになるのです。

ではどうするか。

心がけることはただひとつです。

発言直後にさっと訂正するのです。

嘘をついた直後なら、訂正しやすい

うっかり嘘をついてしまったら、すぐ訂正しましょう。

「ごめんなさい。今のは嘘です。つい見栄を張ってしまいました」

これだけでいいのです。

間髪を入れないことがポイントです。

嘘をついた直後であれば、ほとんど抵抗なく言えるでしょう。

嘘の訂正は、直後であれば簡単です。

すぐ訂正すれば、相手もすんなり受け止めてくれるでしょう。

話の流れから「うっかりしちゃったのかな」と好意的に受け止めてくれるはずです。

ちょっとあきれたリアクションをされることもありますが、ごあいきょうです。

うっかり嘘をついてしまうことは誰にでもあるもの。

その場の雰囲気があって、つい見栄や格好を気にして、嘘をついてしまうことはあります。

後から言いづらくて苦労するくらいなら、早めに訂正しておくのが賢明です。

一瞬の対応ですが、人間関係に影響する大事なことです。

嘘の訂正は一瞬の勝負です。

日頃から意識しておき、うっかりしたとき、さっと動けるようになってください。

人生を真剣に生きる言葉(17)
  • うっかり嘘をついてしまったら、後から訂正するのではなく、すぐ訂正する。
恥ずかしいから、体当たりする。

人生を真剣に生きる30の言葉
人生を真剣に生きる30の言葉

  1. 人生とは1日の積み重ね。<br>1日を一生懸命生きる人は、素晴らしい人生を実現できる。
    人生とは1日の積み重ね。
    1日を一生懸命生きる人は、素晴らしい人生を実現できる。
  2. 過去の事実は変えられない。<br>過去の解釈を変えることならできる。
    過去の事実は変えられない。
    過去の解釈を変えることならできる。
  3. 出会いは、一つ一つが、運のいい出来事。
    出会いは、一つ一つが、運のいい出来事。
  4. 勇気と行動力を高める魔法の言葉。<br>「失敗してもいいからやってみよう!」
    勇気と行動力を高める魔法の言葉。
    「失敗してもいいからやってみよう!」
  5. 今ほど若い瞬間はない。
    今ほど若い瞬間はない。
  6. 学生時代は、社会から恩恵を受ける時期。<br>卒業後は、社会に恩恵を還元していく。
    学生時代は、社会から恩恵を受ける時期。
    卒業後は、社会に恩恵を還元していく。
  7. 苦手意識は、徹底的な練習で克服する。
    苦手意識は、徹底的な練習で克服する。
  8. 狙いを絞るから、結果が出せる。
    狙いを絞るから、結果が出せる。
  9. いつでもできる仕事だからこそ、今すぐ取りかかる。
    いつでもできる仕事だからこそ、今すぐ取りかかる。
  10. どうせ忘れるからといって最初から覚えないのはよくない。<br>忘れてもいいから積極的に覚えていく。
    どうせ忘れるからといって最初から覚えないのはよくない。
    忘れてもいいから積極的に覚えていく。
  11. 知ったかぶりばかりしていると、癖になる。<br>質問できない人になったら、脳の老化が加速する。
    知ったかぶりばかりしていると、癖になる。
    質問できない人になったら、脳の老化が加速する。
  12. 人から役立つ話を聞いたら、すぐ実行に移す。
    人から役立つ話を聞いたら、すぐ実行に移す。
  13. 今日一番頑張る瞬間を、毎日心がける。
    今日一番頑張る瞬間を、毎日心がける。
  14. 嫌いな人はいてもいい。<br>嫌いな人の悪口を言うのがいけない。
    嫌いな人はいてもいい。
    嫌いな人の悪口を言うのがいけない。
  15. 大変なときは上り坂。<br>楽なときは下り坂。
    大変なときは上り坂。
    楽なときは下り坂。
  16. 無断欠勤は社会人として避けるべき行為。<br>正当な理由がないかぎり、徹底回避を心がける。
    無断欠勤は社会人として避けるべき行為。
    正当な理由がないかぎり、徹底回避を心がける。
  17. 嘘は、後になればなるほど訂正しにくい。<br>うっかり嘘をついてしまったら、直後に訂正するのが賢明。
    嘘は、後になればなるほど訂正しにくい。
    うっかり嘘をついてしまったら、直後に訂正するのが賢明。
  18. 恥ずかしいから、体当たりする。
    恥ずかしいから、体当たりする。
  19. 運動不足の解消は「歩くこと」から始まる。<br>少しでも歩数を増やし、歩く距離を伸ばそう。
    運動不足の解消は「歩くこと」から始まる。
    少しでも歩数を増やし、歩く距離を伸ばそう。
  20. 努力の方向性を間違えていると、いくら努力しても結果が出ない。
    努力の方向性を間違えていると、いくら努力しても結果が出ない。
  21. 「逃げ癖」という言葉に逃げない。
    「逃げ癖」という言葉に逃げない。
  22. 小さな仕事・簡単な仕事だからといって「手抜きをしてもいい」という思考になっていないか。
    小さな仕事・簡単な仕事だからといって「手抜きをしてもいい」という思考になっていないか。
  23. その日の疲れは、その日のうちに取る。<br>ポイントは「入浴」と「睡眠」。
    その日の疲れは、その日のうちに取る。
    ポイントは「入浴」と「睡眠」。
  24. 大人になってから勉強のやり直しができる人は心が若い証拠。<br>新しい青春の風が吹き始める。
    大人になってから勉強のやり直しができる人は心が若い証拠。
    新しい青春の風が吹き始める。
  25. 目的とは関係のない友人が、夢への掛け橋となる。
    目的とは関係のない友人が、夢への掛け橋となる。
  26. 年始に立てた目標が放置されていないか。
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  27. 3分の遅刻は叱っていい。<br>3時間の遅刻は叱っていけない。
    3分の遅刻は叱っていい。
    3時間の遅刻は叱っていけない。
  28. 「しっかり動く」と「しっかり寝る」を交互に繰り返せば、人生はうまくいく。
    「しっかり動く」と「しっかり寝る」を交互に繰り返せば、人生はうまくいく。
  29. 人生に「さようなら」は必要ない。<br>「また会いましょう」と言い換える。
    人生に「さようなら」は必要ない。
    「また会いましょう」と言い換える。
  30. 人生を無限と思ってはいけない。<br>人生は有限であることを自覚すると、人生観が変わり、生き方が変わる。
    人生を無限と思ってはいけない。
    人生は有限であることを自覚すると、人生観が変わり、生き方が変わる。

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