突然ですが質問です。
あなたが最後に耳掃除をしたのはいつですか。
「2週間前にした」
「1カ月前にした」
中には「さっきしたばかり」という人もいるでしょう。
さっと思い出せてきちんと答えることができるならいいのです。
耳の中はきれいで清潔に保たれていることでしょう。
注意したいのは「ずいぶん前のことではっきり思い出せない」というケースです。
耳掃除の頻度は人によって差があります。
やる人は定期的にやりますが、やらない人はなかなかやりません。
「気づいたときにする」「耳の中が気になり始めたらする」という人も多いのではないでしょうか。
トイレ掃除は定期的なのに、耳掃除は不定期というケースは少なくありません。
きちんとトイレ掃除はできていても、耳の掃除を見落としていることがあります。
トイレも耳も、掃除であることは同じです。
定期的に耳掃除をしていないと、聴力に影響します。
耳の穴は小さいので、耳垢が少したまるだけでも聞こえが悪くなることがあります。
聴力が下がると人の声や生活音が聞き取りづらくなり、ひどくなると日常に支障が出る可能性もゼロではありません。
耳の聞こえが悪くなって耳鼻科に行ったところ、大量の耳垢が原因だったというケースがあります。
笑い話に聞こえますが、意外と少なくないのです。
健康といえば運動や食生活ばかりに気が向いて、耳のことが盲点になっていることがあります。
耳掃除も、健康管理の1つと考えましょう。
定期的に耳掃除をしましょう。
耳掃除は、気づいたときにするものではなく、定期的にするものです。
力加減に注意しながら優しく耳掃除をしましょう。
耳かきで耳の内側をこすると、ちょっとこそばゆい感じがして気持ちいいでしょう。
耳掃除にはリラックス効果もあるため、安らぎの時間となるでしょう。
自分でするのがおっくうであれば、パートナーに手伝ってもらうといいでしょう。
自分の耳掃除をしてもらったら、次はパートナーの耳掃除をします。
耳掃除の時間が触れ合いの時間になり、仲を深める機会となるでしょう。
耳掃除は、頻度に注意してください。
日常の掃除とは違い、小まめにやればいいものではありません。
頻繁に耳掃除をしていると、耳の内部を傷つけることがあるため、間隔をあけて行うようにしてください。
耳掃除の頻度は、月に1~2回で十分です。
毎日耳掃除をしたくても避けておくのがいいでしょう。
トイレ掃除にやりすぎはありませんが、耳掃除にはやりすぎがあるのです。