「今日は何もいいことがなかった」
そう思ったとき、時計を見てください。
まだ日付が変わる前ではありませんか。
今が22時であれば、日付が変わるまで2時間残っています。
今が23時であれば、日付が変わるまで1時間残っています。
まだ今日は終わっていないなら諦めてはいけません。
「今日は何もいいことがなかった」と断言するのはまだ早い。
希望を捨ててはいけません。
日付が変わる前なら間に合うかもしれません。
ぎりぎりかもしれませんが、時間が残っているなら、いいことが起こる可能性も残っているということです。
受け身になるのはよくありません。
自分から積極的に動きましょう。
今すぐ「いいこと」に取りかかってください。
自分にとっていいことなら何でもかまいません。
夜にできることは限られますが、だからといってゼロではないはずです。
何かいいことができるよう、できる範囲でトライしてみてください。
たとえば、星空です。
窓を開けて、雲がなければ、美しい星空を楽しめるでしょう。
美しい星を楽しむことも「いいこと」です。
タイミングがよければ、美しい満月も見えるかもしれません。
読みかけていた本があるなら、続きを読み始めましょう。
途中まで読み進めているなら、残りのページ数は少ないでしょう。
完読できれば「いいこと」になります。
ずっと後回しにしている仕事があるなら、それに取りかかってください。
いざ取りかかってみると、意外とあっさり片付くこともあるでしょう。
保留していた仕事が片付くと心労がひとつ減ったことになるので、これだけで「いいこと」になります。
瞑想をするのもおすすめです。
3分であれば十分楽しめるでしょう。
瞑想は静かに行うことなので、夜であっても支障はありません。
心を落ち着かせることができ、睡眠導入にも役立ちます。
23時55分であっても諦めないことです。
5分あれば、5分の範囲でできることをしましょう。
たとえ23時59分であっても諦めないことです。
1分あれば、星空を眺めるくらいできるではありませんか。
今すぐ動き始めれば、ぎりぎり間に合います。
日付が変わるまで諦めてはいけないのです。