1週間に1回は流したいものが3つあります。
「汗」「涙」「嫌なこと」です。
流せば流すほどいいものです。
私たちは大人になるにつれ、これら3つのことを流し忘れやすくなります。
毎日流すのは難しいですが、週に1回であれば取り組みやすいでしょう。
それぞれを流すことで、すっきり爽快な気分になれ、心も軽くなれます。
普段から意識して、定期的に流すようにしましょう。
1週間に1回は、たっぷり体を動かしましょう。
たっぷり体を動かすと、気持ちのいい汗をかけます。
体を動かすことは、健康習慣の基本です。
運動不足だけでなく、リフレッシュやストレス解消にも役立ちます。
「体を動かすと疲れる」という人もいるでしょうが、誤解です。
実際は逆です。
じっとしているほうが疲れます。
じっとしていると血液の流れが悪くなり、なかなか疲れが取れません。
老廃物の排出が滞って、倦怠感に悩むことになります。
だからこそ、汗を流してください。
運動で汗をかく人は、誰もが輝いています。
汗で光が反射してきらきら輝き、素晴らしい時間を送れます。
1週間に1回は、汗をかく習慣を作りましょう。
帰り道の途中、一駅手前で降りて早歩きで帰るだけでも、気持ちのいい汗をかけます。
1週間に1回は、涙を流す機会を作りましょう。
最も効果的なのは、素晴らしい映画を見て、感動の涙を流すことです。
素晴らしい映画を見ると心が震え、涙が流れます。
感動ほど美しいものはありません。
感動とは、心を喜ばせる行為です。
私たちは大人になるにつれ、涙を流す機会が減るため、意識的に涙を流す機会を作っていくことが大切です。
涙を流すと心が一新してすっきりした気持ちになれます。
「また頑張ろう」という気持ちにさせてくれるのです。
1週間に1回は、嫌なことを流しましょう。
「積極的に嫌なことを忘れていく」ということです。
ショックな言葉で傷つくこともあるでしょう。
腹立たしい出来事で、いらいらすることもあるでしょう。
中には許せないと言うこともあるかもしれません。
しかし、つまらないことにこだわっていても仕方ありません。
執着したところで、自分が苦しむだけです。
嫌な一言もショッキングな出来事も、執着したところで何の意味もありません。
負の感情は心をむしばみます。
だから、流してしまうのです。
1つずつ嫌なことを許して、忘れていきましょう。
いきなり嫌なことすべてを忘れるのは難しくても、1週間に1つくらいならできるはずです。
昔のことは時効にします。
心を自由に解放させてください。
「許す」「忘れる」「気にしない」です。
嫌なことを流すことで、心が軽くなります。
心が軽くなるとやる気や元気が湧いてきて、次に向かうパワーが生まれてきます。