きっとあなたは多忙の日々を送っていることでしょう。
やることがたくさんあって、目まぐるしい毎日を送っていることでしょう。
あまりに忙しくて、時間に追われている状況になっているかもしれません。
もちろん前に向かって走り続けるのはいいのですが、毎日を忙しく生きていると、淡々と生きるだけの毎日になりがちです。
朝仕事に行って、帰って寝るだけの繰り返しになります。
忙しいときは、時間の流れが普段より早く感じるものですね。
瞬く間に時間が過ぎていき、気がついたら夜で、あっという間に1日が終わりです。
忙しい日々を送っていると、立ち止まることも振り返ることもなく、ひたすら生きるだけの毎日になりやすい。
忙しくしているわりに、ほとんど記憶に残らなくなります。
そこで大切なのは「1日を振り返る習慣」です。
日記の習慣がある人ならきちんとできているはずですが、そうでない人は1日を振り返ることが少ないのではないでしょうか。
ほんの1分でいいのです。
就寝前、1日を振り返る習慣を作ってみませんか。
布団に入ってから考えると入眠の妨げになるので、その前のタイミングがいいでしょう。
入浴中や夕食中がおすすめです。
今日はどんな1日でしたか。
どんなことでもかまいません。
「今日はこんなことがあったなあ」と思い出すだけでいい。
細かく振り返るのもいいですが、大まかに振り返るだけでもかまいません。
嬉しかったことや楽しかったことなど、印象に残ったことを振り返るのもよし。
仕事で新しい発見があったこと、友人とおしゃべりを楽しんだこと、コンビニでおいしいスイーツを買って食べたこと。
特に変わったことのない1日だったなら、普通の出来事でいいので思い出してみてください。
思い出すネタは必ずあります。
出来事と呼ぶほどでもない、ささいなことでもかまいません。
街角で新しいお店、昼食で食べた食事、街角で見つけた看板、先輩から言われた一言、会社の窓から眺めた景色。
思い出すことは、復習効果をもたらします。
忙しい日々であっても、ちょっとだけ記憶に残りやすくもなります。
心にじんと響いたりしんみりした気分になったりします。
毎日、就寝前に1日を振り返ることは、1日1日を丁寧に生きることになるのです。