あるとき人から「何か面白いことはない?」と聞かれることがあるでしょう。
だるそうな表情で聞かれることが大半です。
どうやら刺激のない毎日で、飽き飽きしているようです。
最近わくわくすることがなく、つまらない毎日を送っているようです。
楽しいことや興味を引かれることがないと、周りの人に「何か面白いことはない?」と聞きたくなるものです。
しかし「何か面白いことはない?」と聞かれたときの返事は単純です。
「面白いことだらけだよ」と答えましょう。
このセリフの意味は2つあります。
「相手を諭す意味」と「自戒の意味」です。
世の中は、面白いことだらけです。
視点や考え方を変えれば、世の中には面白いことがたくさんあります。
何を見ても、何を聞いても、何をしても、すべてが面白く感じます。
あなたの目の前に、車があるとします。
車体の色やデザインに注目すれば、面白く感じるでしょう。
車の走る様子が生き物のように見えてくれば、さらに面白く感じるでしょう。
バスや電車の移動中、車内広告を見つけたとします。
広告で使われているキーワードやレイアウトに注目すれば、何かユニークな点が見つかり、面白く感じるでしょう。
広告から「時代の今」を感じることもできるはずです。
いい天気で青空が広がっているとします。
あらためて考えると、空が青いのは面白いことです。
「空が青い」という自然の神秘に気づき、面白く感じるでしょう。
空に浮かぶ雲に注目すれば、人や動物などいろいろな形に見えてきて、ますます面白く感じるでしょう。
結局のところ、本人次第です。
面白いことがないのではありません。
面白いと感じていないだけです。
私たちの日常には、面白いことで満たされています。
24時間365日、常に面白いことが起こっています。
面白いことが次々起こっている状態です。
「面白いことしかない」と言っても過言ではありません。
それに気づくことが大切です。
「何か面白いことはない?」と聞かれたら「面白いことだらけだよ」と答えましょう。
理由を聞かれたら、ここで説明した内容で答えてください。
お互いが前向きになり、啓発意識が向上します。
「面白いことだらけだよ」というセリフには、相手を諭す意味だけでなく、自戒の意味も込められています。