「これ、すごくおいしい」
「本当においしいね」
「うまい、おいしい、最高!」
食べたものがおいしいと、大きな喜びを感じますね。
「おいしい=幸せ」です。
心から感動して、ハッピーな気持ちになるでしょう。
おいしければおいしいほど、大きな幸せを感じて喜ぶでしょう。
あまりにおいしいと「生きていてよかった」と思うほどです。
しっかり記憶に残り、思い出になるでしょう。
一方で、ちょっとおいしいときとなるとどうでしょうか。
「まあまあかな」
「こんなものかな」
「普通においしいね」
感動するほどでもないので、軽く流してしまいがちです。
ちょっとおいしいとなると、急に扱いが軽くなります。
特別喜ぶことはないのではないのでしょうか。
これはよくありません。
ちょっとおいしいとはいえ、おいしいことに変わりありません。
ちょっとだけおいしいときも、きちんと喜びましょう。
「うん、おいしい!」
これでいいのです。
おいしさの強弱は関係ありません。
おいしいものはおいしいのです。
ちょっとおいしいときであっても、幸せなひとときとしてカウントしましょう。
十分喜ぶに値します。
あなたが心がけるべきは「おいしいの感動屋さん」です。
おいしいの感動屋さんになりましょう。
ちょっとしたおいしさでも、すぐ感動できる人になることです。
「涙もろい人」がいますが「おいしさもろい人」になってください。
精神的にもろい人になるのはNGですが、おいしさにもろい人になるのはOKです。
ちょっとおいしいだけで喜べる人は、感動する機会が増えるので日常が華やかになります。
とてもおいしいときは限定されますが、ちょっとおいしいときなら、普段の食事のほとんどが当てはまるでしょう。
食事をするたびに「おいしい!」と喜べます。
おいしさに喜ぶことは、食に対する感謝の表現になります。
食べる行為とは命をいただく行為ですから、敬意と感謝の念を持つことが欠かせません。
「喜んだら負け」「感動したら負け」といった変なプライドは持たないでください。
素直に喜んで、素直に感動する人が、幸せになります。
ちょっとおいしいときもきちんと喜べる人は、必ず幸せになれます。