執筆者:水口貴博

食の喜びと感動を増やす30の言葉

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全額負担の順番は交互でなくていい。最終的に貸し借りのバランスが整えばいい。

全額負担の順番は交互でなくていい。最終的に貸し借りのバランスが整えばいい。 | 食の喜びと感動を増やす30の言葉

人と食事の際、こちらが食事代を全額負担することがあります。

「今日の食事代は、こちらで全部出しますね」

食事の場では、割り勘がふさわしくない場面があります。

状況や雰囲気によっては、どちらか一方が食事の全額を負担するほうが会計はスマートということがあるでしょう。

友人や同僚など相手と対等の立場であれば、全額負担をしたり・してもらったりすることがあるものです。

このとき「全額負担の順番は交互でなければいけない」と思っていませんか。

たしかにお金のやりとりは「順番」が大切です。

一般的な順番としては「全額負担してもらったなら、次は全額負担してもらう番」という流れでしょう。

貸し借りのバランスをキープしたいのは当然のこと。

なかなかおごってもらえないと「次はおごってもらう番なのに忘れているのかな?」と首をかしげることがあるかもしれません。

しかし、これはあくまで一般にすぎません。

常識やルールにとらわれないでください。

全額負担の順番は、不規則でもいいのです。

続けて全額負担することもあっていい

「交互でなければいけない」というのは先入観です。

全額負担の順番は、交互ではなく、ちょっと偏ってもいいのです。

2回続けて全額負担することもあっていい。

相手に貸しを増やすことになりますが、後から返してもらえばいいだけです。

別の機会でまとめておごってもらうのもいいでしょう。

たとえば、こちら2回続けて全額出したなら、別の機会に相手から2回続けて全額出してもらうようにします。

順番は少し偏ってはいますが、最終的に貸し借りのバランスが整います。

こちらが3回続けて全額負担して、相手から3回続けて全額負担してもらうのもありです。

3回分を、1回の大きな食事代でまとめて返してもらうのもいいでしょう。

最終的に貸し借りのバランスが整えばいいのです。

メモも有効

相手に食事を全額負担してもらって「次はこちらで食事代を出します」ということがあるでしょう。

食事代を出してもらってばかりで回数を忘れそうなら、メモしておくといいでしょう。

直接お金を貸し借りしているわけでないものの、食事を通した貸し借りがあるのは事実です。

日記やスケジュール帳に食事代を出してもらった日をメモしておきます。

どれだけ食事代を出してもらったのか確認しやすくなって、ど忘れを防げるのです。

食の喜びと感動を増やす言葉(29)
  • 全額負担の順番は、多少偏っていても、最終的に貸し借りのバランスが整えばよしとする。
食べるという行為は、生きているうちしかできない。
「これが人生最後の食事」と思えば、どんな食事でも感慨深くなる。

食の喜びと感動を増やす30の言葉

  1. 幸せな人は、おいしさの幅が広い。
  2. 食の感動体験は、やってくるものではなく、出会いに行くもの。
  3. 食欲があることは、素晴らしいこと。
  4. とてもおいしいときだけ喜ぶのではない。
    ちょっとおいしいときもきちんと喜ぼう。
  5. 食費を削りすぎると、不幸な結果を招く。
    食費にお金をかけることは、自分のため。
  6. お店に入るのに理由はいらない。
    「なんとなく」でいい。
  7. 私たちは、歴史を食べている。
  8. 下を向いて歩く癖のある人は、新しいお店を見つけられない。
  9. 間食とはいえ、れっきとした食事の1つ。
    量は少なくても、じっくり味わう。
  10. おいしいものを見つけただけで「運命」を感じていい。
  11. カレンダーに外食の予定を書くと、未来が輝いて見えるようになる。
  12. 今日の夕食は外食と決めれば、今すぐやる気が爆発する。
  13. 新しいお店は、自宅の近所にある。
  14. 未開のお店に誘われたら「行く!」と即答する人が、チャンスをつかむ。
  15. おいしそうに食べるだけで、世界の幸せに貢献できる。
  16. おいしいお店を見つけるのも、才能。
  17. 「○○風」とつけば、もはや違った食べ物と考えていい。
  18. 食べるのが遅いのは、幸せなことである。
  19. 人気店・有名店を否定しない。
  20. 食事と活動のサイクルが美しい人は、人生もうまくいく。
  21. 地球上にある全種類の食べ物を食べるつもりになる。
  22. 「まずい、まずい」と騒ぐのは、その食べ物に失礼だ。
  23. まずくても、いらいらしない。
    「まだ味覚が育っていないだけ」と、どっしり構えていればいい。
  24. 年のせいで脂っこいものが苦手になっても大丈夫。
    少量の範囲で楽しめばいい。
  25. お店は今日もあなたを呼んでいる。
    「おいで、おいで」という声に気づこう。
  26. おいしいものを食べて感動することがあるなら、まずいものを食べて感動することもあっていいはずだ。
  27. クローシュは、自分で開けないのがマナー。
    お店の人が開けて「わあっ!」となるのが演出。
  28. 「食べるのが趣味」という人に、不幸な人はいない。
  29. 全額負担の順番は交互でなくていい。
    最終的に貸し借りのバランスが整えばいい。
  30. 食べるという行為は、生きているうちしかできない。
    「これが人生最後の食事」と思えば、どんな食事でも感慨深くなる。

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