「あのお店は人気だね」
「あのお店は有名だよね」
そんなセリフを聞くやいなや、すぐ否定する人がいます。
「でも味は普通みたいだよ」
「繁盛しているのは今だけだよ」
「キャンペーンの期間が終われば客足が落ちるよ」
「どうせすぐつぶれるよ」
こんなセリフに心当たりがあれば要チェックです。
話を否定する癖のある人は、反射的に否定します。
人気であることに僻みや嫉妬があって、否定的な発言をしているのかもしれません。
とりわけ世の中を斜めに見ている人によく見られる傾向です。
素直に認めるのは悔しいため、変に意地を張ることがあります。
しかし、人気店・有名店だからといって否定しないことです。
なぜ人気店・有名店を否定するのがいけないのか。
それは、自分の食の可能性をつぶすことになるからです。
人気店・有名店を否定すると、そのお店に行けなくなります。
否定しておきながらそのお店に行くのは、発言と矛盾した行動になります。
否定したということは「そのお店には行かない」と言っているようなもの。
心変わりがないとも限りません。
否定をした過去があると、後から心変わりをしたとき、行きたくなっても行けなくなります。
新しい味との出会いを妨げ、食の可能性の制限につながります。
本来は人気店・有名店ほど体験すべきですが、それを難しくさせるのが否定の発言です。
安易な気持ちで否定すると、行きたくても行けなくなります。
否定の発言は、自分に跳ね返り、自分の首を絞めることになります。
悪影響はそれだけではありません。
否定すると、会話の雰囲気も気まずくなります。
否定されるのは誰でも嬉しくありません。
人から「あのお店は人気だね」と話を振られたとき、ぴしゃりと否定されると会話が尻すぼみになります。
「あ、そうですか」で会話が終わります。
相手は「一緒に行こう」と誘うつもりだったのかもしれません。
話を否定されると「誘っても断られるだろう」と察して誘ってもらえなくなります。
人気店・有名店を否定すると、自分が行けなくなったり誘われなくなったりといった悪影響が生まれます。
人気店・有名店を、否定しないことです。
心がけたいのは、素直に肯定して認めることです。
話を振られたら否定しません。
素直に「そうだね」「気になるよね」「行ってみたいね」と言えばいいこと。
流行であれキャンペーンであれ何であれ、集客に成功しているのは事実なのですから、素直に現実を受け止めましょう。
何事も素直な発言が一番です。
発言と行動が矛盾することはありません。
素直に肯定すれば、自分もそこに行きやすくなります。
会話も続きます。
人気店・有名店を肯定すれば「一緒に行ってみよう」と誘ってもらいやすくなります。
食の可能性が広がって、新しい機会を増やすことになります。