執筆者:水口貴博

心の健康を保つ30の方法

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「あの頃はよかった」「あの頃は楽しかった」は、言っても思ってもいけない。心の老化を促す魔の言葉。

「あの頃はよかった」「あの頃は楽しかった」は、言っても思ってもいけない。心の老化を促す魔の言葉。 | 心の健康を保つ30の方法

若々しい人生を送りたいなら、次の2つのセリフに注意してください。

  • 「あの頃はよかった」
  • 「あの頃は楽しかった」

この2つのセリフに心当たりがあるなら、今すぐ禁句にしましょう。

心の老化を促す魔の言葉だからです。

旧友と昔話に花を咲かせたとき、ふと言ってしまうことがあるかもしれません。

昔を思い出して懐かしんだ瞬間、ふと心で思うこともあるかもしれません。

しかし「あの頃はよかった」「あの頃は楽しかった」と言った瞬間、あなたは脱力感に襲われるでしょう。

悪いことがあったわけでもないのに、なぜか暗い気持ちになり、ネガティブの感情に包まれるはずです。

突然悲しい気持ちになって、わけもわからず涙が出てくることもあるかもしれません。

「あの頃はよかった」ということは「今は悪い」ということです。

「あの頃は楽しかった」ということは「今はつまらない」ということです。

つまり、今の自分を否定していることになります。

だから暗い気持ちになってしまうのです。

今を否定して、どうやって美しく輝き、今を楽しく生きることができるのでしょう。

過去への執着がエスカレートするだけです。

このセリフを言うたびに昔を思い出してしまい、過去への執着心が生まれ、今に集中できなくなります。

心の老化が進んでいき、心から活力が奪われてしまいます。

「あの頃はよかった」「あの頃は楽しかった」は禁句にする

「あの頃はよかった」「あの頃は楽しかった」という口癖があるなら、今すぐ禁句にすることをおすすめします。

言えば言うほど、今の自分を否定することになるため、元気がなくなってしまいます。

あまり言いすぎると、無気力状態になりかねないため注意してください。

過去は終わったことであり、未来はまだやってきていません。

過去も未来も、考えすぎるのは毒です。

貴重なリソースが奪われてしまい、無駄に疲れてしまいます。

言ってはいけないだけでなく、思ってもいけません。

思うだけでも心が曇ってしまい、活力が奪われてしまいます。

今を一生懸命生きることが、素晴らしい未来を作ることになる

私たちが生きているのは常に「今」です。

人生を明るく生きたいなら、今に集中しましょう。

脇目も振らず、誘惑にも負けず、目の前の仕事に集中するのみです。

ひたすら今に集中して、しっかり今を生きてください。

あなたは今、未来の原因を作っている最中です。

未来に咲くであろう花のタネをまいています。

今を一生懸命生きることが、素晴らしい未来を作ることになります。

心の健康を保つ方法(16)
  • 「あの頃はよかった」「あの頃は楽しかった」というセリフを禁句にする。
人が喜んでくれるから手にしているのか。
自分が本当に好きだから手にしているのか。

心の健康を保つ30の方法

  1. 健全な精神を保つためには、コントロールの練習が必要。
  2. 他人への迷惑を考えてから行動すれば、ぶつかることはなくなる。
  3. 10年後という未来から考えると、すべてが感謝に変わる。
  4. お互いのためになる行動をすればいい。
  5. 輝く人とは、発光体になっている人のこと。
  6. 服が汚れたくらいで、大騒ぎをしない。
  7. 同じ精神レベルの人同士が、ぶつかる。
  8. 精神レベルを上げて、ぶつからない人になろう。
  9. そもそも自分のものなんて、1つもない。
  10. 1人の時間を作らないと、自分のことを振り返られない。
  11. 善人より、悪人のほうが救いやすい。
  12. 冗談の1つでも言えば、人間関係が柔らかくなる。
  13. 相手にしてもらいたい態度を、まず自分が先にする。
  14. トラブルは、あなたの耐震性をチェックするテスト。
  15. 体験談ほど、有益な話はない。
  16. 「あの頃はよかった」「あの頃は楽しかった」は、言っても思ってもいけない。
    心の老化を促す魔の言葉。
  17. 人が喜んでくれるから手にしているのか。
    自分が本当に好きだから手にしているのか。
  18. 心のごみは、あるから出てくる。
    出せば消える。
  19. プラスの言葉を使う。
    マイナスの言葉は使わない。
  20. 「何を聞くか、何を目にするか」に気を配ろう。
  21. 考え方をシンプルにすればするほど、ネタがたくさん出る。
  22. 身近な人ほど、近すぎるがゆえに見えなくなり、感謝を忘れがちになる。
  23. 最年少の自慢より、最高齢の自慢をしよう。
  24. 自分探しは、今いる場所で見つける。
  25. かっとなって手をあげる前に、深呼吸をしよう。
  26. 究極の褒め言葉は「拍手」。
  27. 1人になる時間で、自問自答の時間を作ろう。
  28. 他人にした行為は、すべて自分に戻ってくる。
  29. 充実した日々を送るためには、まず全力を尽くすこと。
  30. 心の軸を持たないと、安定した心は保てない。

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