執筆者:水口貴博

心の健康を保つ30の方法

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最年少の自慢より、最高齢の自慢をしよう。

最年少の自慢より、最高齢の自慢をしよう。 | 心の健康を保つ30の方法

世間の注目を集めるのは「最年少」です。

最年少受賞者。

最年少金メダリスト。

最年少達成者。

いかに若くして達成できたかは、たしかに素晴らしいことです。

称賛に値します。

その風潮に流されてか、私たちは「最年少」を目指そうとしてしまいます。

年老いた人は「もう自分はそんな年ではないから」と、若い日に追いかけていた夢を、早々に諦めてしまいます。

しかし、あらためて考えてみましょう。

「最年少達成」と「最高齢達成」を比べた場合、圧倒的に実現が難しいのは「最高齢」のほうです。

若い人は、誰でも体力も記憶力もあり、体も健康ですから、夢も達成しやすいです。

しかし、年を重ねるにつれて、体力や記憶力が衰え、夢の達成が難しくなります。

最高齢で達成した人は、体力の維持、記憶力の鍛錬、知識と知恵の積み重ね、やる気の継続に成功した人です。

はるかに、難しいことです。

そこで、本当の差ができます。

「最年少」になろうとするのではなく「最高齢」で注目を浴びるようにします。

早く成功しようと考えるのではなく、大器晩成しようと考えます。

若い人は、最年少を目指そうとしますが、最高齢で達成したほうが、人々に感動を与えます。

「いかに長く続けるか」を考えるようにしましょう。

自分が80歳になっても続けることができるかと、考えましょう。

それほどの情熱が自分にはあるのかと、問います。

事実、最高齢で夢を達成する人が「太さ」や「強さ」があります。

長年、夢を忘れることなく、いちずになって追いかけていくのは、本当に好きではないとできないことです。

その夢をいかに最高齢で達成するかです。

「こんな年で、まだこういうことをやっている」

「こんな年でこういうことを考えているのは、自分しかいない」

そういうことをしましょう。

若さがゆえの力もあります。

しかし、老いるからこそ、得られる力もあります。

最年少だけが素晴らしいのではなく、最高齢での達成は、それ以上に素晴らしいのです。

最年少の自慢より、最高齢の自慢をしましょう。

心の健康を保つ方法(23)
  • 最高齢達成を目指す。
自分探しは、今いる場所で見つける。

心の健康を保つ30の方法

  1. 健全な精神を保つためには、コントロールの練習が必要。
  2. 他人への迷惑を考えてから行動すれば、ぶつかることはなくなる。
  3. 10年後という未来から考えると、すべてが感謝に変わる。
  4. お互いのためになる行動をすればいい。
  5. 輝く人とは、発光体になっている人のこと。
  6. 服が汚れたくらいで、大騒ぎをしない。
  7. 同じ精神レベルの人同士が、ぶつかる。
  8. 精神レベルを上げて、ぶつからない人になろう。
  9. そもそも自分のものなんて、1つもない。
  10. 1人の時間を作らないと、自分のことを振り返られない。
  11. 善人より、悪人のほうが救いやすい。
  12. 冗談の1つでも言えば、人間関係が柔らかくなる。
  13. 相手にしてもらいたい態度を、まず自分が先にする。
  14. トラブルは、あなたの耐震性をチェックするテスト。
  15. 体験談ほど、有益な話はない。
  16. 「あの頃はよかった」「あの頃は楽しかった」は、言っても思ってもいけない。
    心の老化を促す魔の言葉。
  17. 人が喜んでくれるから手にしているのか。
    自分が本当に好きだから手にしているのか。
  18. 心のごみは、あるから出てくる。
    出せば消える。
  19. プラスの言葉を使う。
    マイナスの言葉は使わない。
  20. 「何を聞くか、何を目にするか」に気を配ろう。
  21. 考え方をシンプルにすればするほど、ネタがたくさん出る。
  22. 身近な人ほど、近すぎるがゆえに見えなくなり、感謝を忘れがちになる。
  23. 最年少の自慢より、最高齢の自慢をしよう。
  24. 自分探しは、今いる場所で見つける。
  25. かっとなって手をあげる前に、深呼吸をしよう。
  26. 究極の褒め言葉は「拍手」。
  27. 1人になる時間で、自問自答の時間を作ろう。
  28. 他人にした行為は、すべて自分に戻ってくる。
  29. 充実した日々を送るためには、まず全力を尽くすこと。
  30. 心の軸を持たないと、安定した心は保てない。

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