変な場所で出会うことがあります。
落ち着いた場所やロマンチックな場所など、上品な雰囲気のある場所で出会えたらベストですが、その限りではありません。
賑やかな場所や雰囲気の悪い場所など、変な場所で出会うことがあるでしょう。
「よりによって変な場所で出会ってしまった」
「もう少しいいシチュエーションで出会いたかった」
「もう少しロマンチックな場所で出会えれば、よいご縁が結べたかもしれないのに」
がっかりしそうになるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
「変な場所で出会ったからいけない。ご縁が続かない」と思うのは誤解です。
むしろ逆です。
変な場所で出会うのは、グッドなシチュエーションだからです。
変な場所で出会うのは、悪いことなのでしょうか。
いいえ、それは誤解です。
変な場所で出会ったにすぎません。
変な場所を「悪い場所」と考えるのは、悪い思い込みです。
変な場所で出会っても、好意を伝えることは可能です。
丁寧に挨拶をして、きちんと相手の目を見て話し、会話を楽しめばいいことです。
落ち着かない雰囲気でコミュニケーションに集中しにくいかもしれませんが、それはそれで悪くありません。
すべて印象的になるからです。
「変な場所」とは、言い換えると「ユニークな場所」です。
ユニークな場所で出会った分だけ刺激的になり、印象深くなります。
しっかり記憶に残ることで、ずっと覚えてもらえるでしょう。
ユニークな場所だからこそ、後から面白い思い出に変わります。
変な場所で出会ったら、それを笑いのネタに変えるのもいい。
「変な場所で出会っちゃいましたね」
「こんな場所で出会えたなんて面白いですね」
「こんな珍しい出会い方ができるなんて、運命を感じませんか」
そんなセリフを言えば、笑顔と余裕が生まれ、いい時間を過ごせるでしょう。
シチュエーションのせいにしないことです。
むしろ変な場所というシチュエーションを生かしたい。
悪条件ではありません。
悪条件に思えるなら、発想力を生かして、好条件に変えてしまいましょう。
「出会えただけでありがたい」と考えましょう。
集中できなかったり話し足りなかったりすれば、別に会うときのお楽しみにすればいいだけのこと。
きちんと相手と向き合っていれば、ご縁は続くのです。