出会いに持ち込んではいけないものがあります。
それは「意味」と「メリット」です。
もちろんビジネスであれば、意味やメリットを考えるのはいいのです。
むしろ考えるべきです。
ビジネスは、結果と競争の世界です。
すべての出会いを受け入れていては、貴重なリソースが消費され、業務の妨げになります。
ビジネスでは、出会いを取捨選択する必要があります。
「意味やメリットがあるなら会う。意味もメリットもないなら会わない」というのは、ビジネスでは当然の考え方です。
しかし、プライベートの出会いまで、意味やメリットを持ち込むのはよくありません。
プライベートの出会いに意味やメリットを持ち込むと、打算と損得勘定が生まれるからです。
「この出会いには、どんな意味があるのだろう」
「この人と仲良くなると、どんなメリットがあるのだろう」
「この人の人脈を利用させてもらえないか」
品定めをするような目で、相手を見てしまうようになります。
これは相手に失礼です。
相手は「物」ではなく「人」です。
人には、常にリスペクトを持つことが大切です。
意味やメリットの有無で、出会いの良しあしを判断するのはよくありません。
意味やメリットのある人なら出会い、意味もメリットもない人には出会おうとしなくなります。
知らず知らずのうちに出会いの可能性を制限することになり、出会い運を下げてしまうのです。
その人と合うかどうかは、実際に会ってみないとわかりません。
自分と合いそうにない人も、実際に知り合ってみると、意外と相性が合って親しくなることがあります。
相手の印象を、先入観で決めないことです。
出会いの可能性を広げるためには、意味やメリットを考えないことが大切です。
出会いに意味やメリットを持ち込まなくなると、先入観がなくなって心の壁も取り払われ、オープンになれます。
自然な気持ちで人に話しかけることができるようになります。
さまざまな出会いを、自然体で受け入れられるようになります。
結果として、出会い運が上がっていくのです。
意味やメリットのない出会いを歓迎しましょう。
先入観がなくなり、色眼鏡が消え、自然に人と出会えるようになれます。
肩の力が抜け、柔和な表情になって、穏やかな雰囲気が出てきます。
それは、周りから見てもわかります。
あなたから心地よい波動が出るようになり、人を引き寄せる力が働くようになるのです。