上司とは、決断を行い、指示を出す人です。
経験と実績が豊富で、頼りになる存在です。
時には管理や指導も行います。
部下が失敗したとき、逃げることなく、その責任を負える人でもあります。
あなたにとって最高の上司は誰でしょうか。
何でも話を聞いてくれる上司でしょうか。
人徳と人望のある上司でしょうか。
スキルと実績は豊富な上司でしょうか。
はたまたカリスマ性のある上司でしょうか。
もちろんどれも素晴らしい上司の条件ですが、意外なところに存在しています。
自分なのです。
自分がしっかり考え、決断を行い、部下に指示を出します。
部下がミスを犯せば、逃げることなく、その責任を上司である自分が負います。
時には管理や指導も行います。
それができてこそ、最高の上司です。
自分が最高の上司となることで、素晴らしい人生を歩めます。
最高の部下とは誰でしょうか。
スキルの高い部下でしょうか。
期待を超える働きをする部下でしょうか。
どんな指示でも忠実に従う部下でしょうか。
いいえ、どれも違います。
最高の部下も、やはり自分なのです。
「自分」という上司から指示を受けたあなたは、部下として忠実な働きをします。
わからないことがあっても、すぐ人に聞くのではなく、自分で考えます。
まめな報告・連絡・相談を行うことで、上司との連携がスムーズになります。
時には期待を超えるような働きをして、上司をあっと驚かせます。
それができる人こそ、最高の部下であり、あなたなのです。
最高の上司も最高の部下も、探すのではありません。
自分であることに気づくことが大切です。
つまりあなたは、上司と部下が一体になった存在です。
「一人二役」であることに気づいてください。
決断と指示を行う存在であると同時に、その指示に従って忠実に動く存在でもあります。
このことを意識して、今日もアクションを起こしてください。
上司であるあなたは、しっかり考えたうえで決断を行い、部下に指示を出しましょう。
部下であるあなたは、その指示に従って、最善を尽くして働きましょう。
願わくは、期待を超える働きをしたい。
「仕事のできる部下だ」と自分を褒めつつ「頼りになる上司だ」と自分を褒めます。
あなたは最高の上司でありながら、最高の部下なのです。