執筆者:水口貴博

一歩踏み出す勇気を出す30の方法

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「自分のため」と思うと、勇気が出ない。「大切な人のため」と思うと、勇気が出る。

「自分のため」と思うと、勇気が出ない。「大切な人のため」と思うと、勇気が出る。 | 一歩踏み出す勇気を出す30の方法

勇気が出ない理由の1つ。

それは「自分のため」と思っていることです。

もちろん「自分のため」と思うことが悪いわけではありません。

人生の主役は自分なのですから、誰でも自分のために行動するのが普通でしょう。

主役を輝かせるためには努力が欠かせません。

自分のためと思えば、面倒なことも取り組めます。

「自分のため」と思うことは、純粋で正直な気持ちの1つ。

仕事も勉強もスポーツも「自分のため」と思えば、積極的になれます。

「自分のため」と思うからこそ、やる気も勇気も湧いてくるでしょう。

しかし「自分のため」というモチベーションは、意外と弱く、長続きしません。

行動しなくても、困るのは自分だけです。

自分さえ我慢していれば、それで済みます。

面倒な気持ちに負けたり臆病な心が邪魔したりして「まあいいか」と諦めやすい。

上手な言い訳をすることで、自分に逃げ道を作ってしまい、諦めたことを正当化できます。

「自分のため」と思うと、勇気が出ないのです。

心がけたいのは「大切な人のため」

どうすれば勇気が出るのか。

心がけたいのは「大切な人のため」です。

人は、大切な人のために行動するとき、勇気が出ます。

大切な人の幸せを願ったり祈ったりするとき、人一倍の勇気が出るようになっています。

もともと臆病な人であっても、大切な人のために動こうとすると、潜在的な力を発揮できるから不思議です。

また「大切な人のため」と思うと、外に注意が向きます。

注意が外に向けば向くほど、いい意味で自我を忘れることができ、照れや恥ずかしさを感じにくくなります。

そして一歩踏み出す勇気が出るのです。

「大切な人のため」を意識すると、潜在的な力が目覚める

子を持つ親が勇気ある行動ができるのは「わが子のため」という気持ちがあるからです。

恥ずかしいことであっても「わが子のため」と思えば、ほうっておけません。

多少危険があろうと、自然と心が強くなり、勇気が出るようになります。

自分の命を削ってでも、勇敢な行動をやり抜こうとします。

仕事においても「自分のため」より「お客さまのため」と意識したほうが、勇気が出やすい。

手間暇のかかることであっても「お客さまのため」と思えば、意識が向上します。

責任感が出てきて、積極的に取り組めます。

使命感が湧いて、自然と勇気が湧いてくるのです。

人間は、自分のためより人のために行動するほうが、勇敢になれます。

「大切な人のため」を意識すると、強いモチベーションが生まれ、潜在的な力が目覚めます。

「自分のため」より「大切な人のため」のほうが、使命感と責任感が湧くため、勇気がみなぎるようになるのです。

人の幸せを願うことは、自分を強くすること

勇気を出したいなら「大切な人のため」を意識するようにしてください。

大切な家族、大切な友人、大切なお客さま、そのほか大切な人々。

人の幸せを願うことは、自分を強くすることです。

心が強くなり、物事を恐れない強い気力が湧いてきます。

自分でも驚くほどの勇気が湧いてくるのです。

一歩踏み出す勇気を出す方法(6)
  • 「自分のため」より「大切な人のため」を意識する。
初対面で楽しく長話ができた人は、相性がよいと考えて間違いない。
運命の人になるかもしれない。

一歩踏み出す勇気を出す30の方法

  1. 負け惜しみを言う側になるのではない。
    言われる側になるのだ。
  2. ゆっくり行動するから、勇気が出ない。
    スピードを出して行動すると、勇気が出る。
  3. 「ポジティブ思考」で満足しない。
    「ポジティブ行動」に取り組む。
  4. できることすらしないと、できることが減っていく。
    できることから始めると、できることが増えていく。
  5. 「命までは取られない」と思えば、勇気が出る。
  6. 「自分のため」と思うと、勇気が出ない。
    「大切な人のため」と思うと、勇気が出る。
  7. 初対面で楽しく長話ができた人は、相性がよいと考えて間違いない。
    運命の人になるかもしれない。
  8. 勇気を出したいときは「アクション映画」がうってつけ。
  9. 嬉しいことがあったときは、記念撮影。
    悲しいことがあったときも、記念撮影。
  10. 100点主義だから、動けない。
    100点主義をやめると、動ける。
  11. 勧められたことは、すぐ試さないと、意味がない。
  12. 最高の上司は、自分。
    最高の部下も、自分。
  13. 「お金持ち」を目指すのではない。
    「お金を稼ぐ人」を目指す。
  14. 冗談の面白さは、言う側ではなく、言われた側が決めるもの。
  15. 「行き止まり」と思うから、行き詰まる。
    「単なる壁」と思えば、乗り越えられる。
  16. 悪い習慣を断ち切るなら、区切りにこだわる必要はない。
    区切りと成功率は無関係。
  17. いらいらすることに取り組まなければいけないときは、強い覚悟で乗り切る。
  18. 直接拍手ができないときは、心の中で拍手をしよう。
    心の拍手は、心をきれいにする。
  19. 職場の風景をよくするコツは、達成感。
  20. つまらない仕事を任されたら喜ぼう。
    面白くする方法を考える機会に恵まれたから。
  21. 普段から笑っている人は、いざというとき強い。
  22. 誇りを持てない仕事なら、誇りを持つ努力をしよう。
    どうしても誇りを持てないなら、今すぐ転職したほうがいい。
  23. もらい泣きは、我慢するものではなく、積極的にしていくもの。
  24. 「もう1歩、もう1回、もう1日」そう思いながら延々と続けていくのが、本当の努力。
  25. 「何だろう?」と疑問を持たせる言葉が、よいキャッチコピー。
  26. 怒ることは恥ずかしいこと。
    器が小さいことを公言することになるから。
  27. 「やめたほうがいいでしょうか」と聞くくらいなら、やめたほうがいい。
  28. 調子の良しあしを、運や偶然だけに頼ってはいけない。
  29. 明日は今日よりいい1日になる。
    根拠はなくても、そう信じよう。
  30. アクションを起こすだけで満足しない。
    大切なのは、アクションを起こし続けること。

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