キャッチコピーは、いかにお客さまの心をつかめるかです。
ありふれた言葉では、お客さまの心をつかめません。
いくら響きのいい言葉でも、陳腐で平凡では、素通りされてしまうでしょう。
キャッチコピーは、いかにお客さまの心をつかめるかにかかっています。
では、どうすればお客さまの心をつかめるキャッチコピーにできるのか。
そこで効果的なのが「疑問を持ってもらえるような言葉」です。
そのキャッチコピーを見たとき「どういう意味だろう?」と思ってもらえる言葉であることが大切です。
キャッチコピーとして適しているのは、一目見ただけでは詳細がわからない言葉です。
疑問を持ってもらうことで「はっきり意味がわからない。もっと詳しく知りたい」と思わせることができます。
疑問を持たせるキャッチコピーのお手本は、書店に行くと、たくさん見ることができます。
本の帯に注目すると、疑問を持たせるキャッチコピーが書かれています。
「歯ブラシで歯を磨くな」
「仕事ができる人は、仕事をサボる」
「頭がいい人は、ばかばかしいことをしている」
「成績がいい人のノートは、ぐしゃぐしゃで汚い」
「痩せている人は、夜中に焼き肉を食べている」
「コンプレックスが、愛される」
「人気者は、陰で努力をしている」
「かわいくない人ほど、モテる可能性を秘めている」
「くだらないアイデアが、世の中を変える」
「なぜあの人は、太っていてもモテるのか」
「会話が苦手な人が、1日でうまくなった方法とは?」
「なぜお金持ちは、2つ折りの財布を使わないのか」
「何も努力しないで、貯蓄が1000万円を超えていました」
「困ってしまうほど、記憶力がなる方法」
「必ず3分で生まれ変われます」
「運命は、3分で変えることができます」
どれも疑問を感じるキャッチコピーです。
「気になる。どういう意味だろう。もっと詳しく知りたい」と思うと、いても立ってもいられなくなります。
お客さまはどんどんキャッチコピーに吸い寄せられるでしょう。
勝手に体が動き始め、手に取ってしまいます。
疑問を持たせることで、お客さまの心をつかむことができます。
疑問を持たせる言葉にするには「誇張」が有効です。
もちろん疑問を持たせる言葉とはいえ、嘘はいけません。
嘘はNGですが、誇張はOKです。
嘘にならない範囲で誇張すると、疑問を持たせる言葉にしやすくなります。
疑問を持たせる言葉に心が引き寄せられ、販売向上につながっていくのです。