執筆者:水口貴博

一歩踏み出す勇気を出す30の方法

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「やめたほうがいいでしょうか」と聞くくらいなら、やめたほうがいい。

「やめたほうがいいでしょうか」と聞くくらいなら、やめたほうがいい。 | 一歩踏み出す勇気を出す30の方法

「やめたほうがいいでしょうか」

そんな質問をする人を見かけます。

「欲しいものがあるのですが、値段が高いです。買うのはやめておくほうがいいでしょうか」

「好きな人がいるのですが、告白しようか迷っています。やめたほうがいいでしょうか」

「やりたいことがあるのですが、会社を辞めなければいけません。やめたほうがいいでしょうか」

「転職をしたいのですが、周りから反対されています。やめたほうがいいでしょうか」

結論から言うと「やめたほうがいいでしょうか」と聞くくらいなら、やめておくのが正解です。

「やめたほうがいいでしょうか」と聞くほど自信も覚悟もないなら、うまくいかない可能性が高いからです。

「やめたほうがいいのでしょうか」と聞く人は、本気になっていない

まず「やめたほうがいいのでしょうか」という発想が、後ろ向きです。

「やめたほうがいいのでしょうか」という一言には「やめたほうがいいですよね」と言わんばかりのニュアンスがあります。

自信も覚悟も足りない、ネガティブな様子です。

つまり「やめたほうがいいのでしょうか」と聞く人は、本気でないことがうかがえます。

生半可な気持ちなのでは、諦めやすい

「やめたほうがいいでしょうか」と聞く人のほとんどは、背中を押してもらいたいのが目的です。

「大丈夫ですよ」「頑張ってください」「頑張りましょうよ」など、前向きな返事を期待しているのでしょう。

前向きな言葉がないと行動できないことなら、ますますやめておくのが得策です。

もともと生半可な気持ちなので、途中で少しでもつまずいたら、すぐ諦めるに違いありません。

本気になっているなら、迷いは発生しない

そもそも本気になっているなら、迷いは発生しません。

本当に欲しいものなら、迷うことなく「買う」の一択です。

借金してでも、貯金をしてでも、手に入れようとします。

本当にやりたいことなら、迷うことなく「目指す」の一択です。

周りから「くだらないね」と批判されようと「現実を見ろ」と諭されようと、とにかく夢の実現に向けて動きます。

本当に好きな人がいれば、迷うことなく「告白する」の一択です。

恥ずかしかろうと、振られるリスクがあろうと、とにかく好きな人に気持ちを伝えようとするものです。

本当に転職したいなら、わざわざ人に相談せず「転職する」の一択です。

家族がいるなら別ですが、独り身であれば、誰かに相談するのはナンセンスです。

たとえ周りから「やめたほうがいい」と反対されても、反論を押し切ってやろうとします。

リスクがあろうとなかろうと関係ありません。

本気になっているなら、もはや衝動を抑えることはできません。

だからうまくいくのです。

抑えられない衝動があってこそ、うまくいきます。

反対があっても押し切るくらいの自信・覚悟・行動力があるから、うまくいくのです。

「やめておくほうがいいでしょうか」と言うセリフは、自信のない人がいうセリフ

「やめておくほうがいいでしょうか」と言うセリフは、自信のない人がいうセリフです。

自分の生半可な気持ちに気づくことです。

そういう人はやめたほうがいいです。

どのみちうまくいかないのですから、早めに方向転換しておくのが正解です。

「やめたほうがいいでしょうか」と聞くくらいなら、やめたほうがいいのです。

一歩踏み出す勇気を出す方法(27)
  • 「やめたほうがいいでしょうか」と聞くくらいなら、やめておく。
調子の良しあしを、運や偶然だけに頼ってはいけない。

一歩踏み出す勇気を出す30の方法

  1. 負け惜しみを言う側になるのではない。
    言われる側になるのだ。
  2. ゆっくり行動するから、勇気が出ない。
    スピードを出して行動すると、勇気が出る。
  3. 「ポジティブ思考」で満足しない。
    「ポジティブ行動」に取り組む。
  4. できることすらしないと、できることが減っていく。
    できることから始めると、できることが増えていく。
  5. 「命までは取られない」と思えば、勇気が出る。
  6. 「自分のため」と思うと、勇気が出ない。
    「大切な人のため」と思うと、勇気が出る。
  7. 初対面で楽しく長話ができた人は、相性がよいと考えて間違いない。
    運命の人になるかもしれない。
  8. 勇気を出したいときは「アクション映画」がうってつけ。
  9. 嬉しいことがあったときは、記念撮影。
    悲しいことがあったときも、記念撮影。
  10. 100点主義だから、動けない。
    100点主義をやめると、動ける。
  11. 勧められたことは、すぐ試さないと、意味がない。
  12. 最高の上司は、自分。
    最高の部下も、自分。
  13. 「お金持ち」を目指すのではない。
    「お金を稼ぐ人」を目指す。
  14. 冗談の面白さは、言う側ではなく、言われた側が決めるもの。
  15. 「行き止まり」と思うから、行き詰まる。
    「単なる壁」と思えば、乗り越えられる。
  16. 悪い習慣を断ち切るなら、区切りにこだわる必要はない。
    区切りと成功率は無関係。
  17. いらいらすることに取り組まなければいけないときは、強い覚悟で乗り切る。
  18. 直接拍手ができないときは、心の中で拍手をしよう。
    心の拍手は、心をきれいにする。
  19. 職場の風景をよくするコツは、達成感。
  20. つまらない仕事を任されたら喜ぼう。
    面白くする方法を考える機会に恵まれたから。
  21. 普段から笑っている人は、いざというとき強い。
  22. 誇りを持てない仕事なら、誇りを持つ努力をしよう。
    どうしても誇りを持てないなら、今すぐ転職したほうがいい。
  23. もらい泣きは、我慢するものではなく、積極的にしていくもの。
  24. 「もう1歩、もう1回、もう1日」そう思いながら延々と続けていくのが、本当の努力。
  25. 「何だろう?」と疑問を持たせる言葉が、よいキャッチコピー。
  26. 怒ることは恥ずかしいこと。
    器が小さいことを公言することになるから。
  27. 「やめたほうがいいでしょうか」と聞くくらいなら、やめたほうがいい。
  28. 調子の良しあしを、運や偶然だけに頼ってはいけない。
  29. 明日は今日よりいい1日になる。
    根拠はなくても、そう信じよう。
  30. アクションを起こすだけで満足しない。
    大切なのは、アクションを起こし続けること。

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