「諦めの悪い人」
そう聞いたとき、どんな印象を受けるでしょうか。
「しつこい」
「面倒くさい」
「素直ではない」
おそらくネガティブな印象があることでしょう。
たしかに諦めが悪いことは、ネガティブな意味として使われることが一般的です。
私たちの日常会話でも、ポジティブな意味で使われることはほとんどありません。
「あなたは諦めが悪いよ」と言われると、問題点を指摘され、改善を促されたように聞こえます。
諦められず粘っていると、周りから「諦めの悪い人だね」と小ばかにされたり注意を受けたりすることがあるでしょう。
あまりに諦めが悪いと、迷惑をかけることもゼロではありません。
しかし、成功したいなら、諦めが悪いことは重要な要素です。
簡単に諦めてしまえばどうなるでしょうか。
簡単な夢も叶いません。
うまくいかないとき「もうダメだ」と簡単に諦めたら、叶う夢も叶いません。
「無理です」と言われて「はい、わかりました」と簡単に引き下がるのは「素直」というより「諦めが早い」といえます。
成功するためには、諦めない心が欠かせません。
諦めが悪いということは、簡単には引き下がらないということです。
成功したり夢を叶えたりするために、簡単に引き下がらないことが必要です。
時には簡単に諦めず、粘り強くなることが大切です。
成功する人はみんな、諦めの悪い人です。
断られても、粘る。
なかなかうまくいかないなら、知恵を絞って、うまくいく方法を考える。
可能性がゼロになるまで、望みを捨てず、粘り続ける。
だから、成功できるのです。
諦めが悪いことも、ほかの人と差をつけるポイントの1つです。
諦めが悪いからといって必ず成功できるとは限りませんが、成功している人はみな、諦めの悪い人ばかりです。
諦めの悪い人になりましょう。
「諦めの悪い人」と言われたら、落ち込むのではなく、喜びましょう。
成功するためには「面倒くさい人だな」と思われなければいけないときもあります。
「しつこい」と言われても「しつこくてすみません!」と粘るくらいでなければいけません。
「諦めの悪い人」と笑われても、それをはねのけるくらいのガッツを身につけたい。
時にはみっともない姿をさらすことになるかもしれませんが、それでも諦めないことです。
かっこ悪く見られようと、人からののしられようと、粘り強くなること。
「諦めが悪い」と注意を受けるくらい粘り強くなれば、成功するのは時間の問題です。
諦めの悪い人が、成功するのです。