「私らしくない」
そう思う瞬間と巡り合うことがあります。
そんなとき「私らしくない」と気づき、違和感を覚えます。
いつもと違った心情といい行動パターンといい、自分でも驚きます。
操り人形のように、誰かが代わりに体を動かしているかのようです。
頻繁にあるわけではないものの、まれに経験することがあるのではないでしょうか。
「私らしくない」と思ったときどうするか。
この瞬間が大切です。
もちろん途中で私らしい道に軌道修正するのもいいですが、ちょっと待ってください。
差し支えなければ、そのまま私らしくない道を進んでみましょう。
難しく考えないでください。
「たまには私らしくないことをしてみるのも面白いね」と思って突き進みましょう。
遊び心を大切にしながら、勢いに乗って楽しんでみてください。
無意識のうちにそうしてしまったのは、何か「わけ」があるのでしょう。
自分の本音が表面化した瞬間かもしれません。
潜在的な興味関心が反応しているのかもしれません。
心の奥底では、やってみたい気持ちがあるのかもしれません。
「心の声」ということもあれば「偶然の成り行き」ということもあるでしょう。
無意識のうちに私らしくないことをしかけているからには、何か理由があるはずです。
せっかく私らしくないことをしかけているなら、それを「チャンス」と捉えましょう。
期待を込めて、わくわくしながら自分らしくないことをしてみようではありませんか。
新しい何かと出会えるかもしれません。
普段と違ったことをすれば、きっと新鮮な出会いが待ち受けているはずです。
意外な自分を知るチャンスであり、新しい自分と出会えるチャンスです。
新しい知見を得たり、新しい体験を増やしたりすれば、自分を成長させるチャンスとも言えます。
もし違和感が大きくなって抵抗が出てくれば、そのとき引き返したり戻したりすればいいだけです。
「自分らしくない」と思った瞬間があれば、ラッキーです。
日常に突如現れた「冒険」なのです。