遅刻癖を直すためには、余裕を持って出発する習慣が大切です。
出発がぎりぎりになると、到着もぎりぎりになります。
スムーズに移動できるとは限りません。
電車遅延、交通渋滞、体調不良。
人に道を聞かれ、時間を取られることもあるでしょう。
少しでも遅延が発生すると、遅刻が確定です。
移動中は焦り続けることになるため、余計なストレスを感じることになり、精神衛生上もよくありません。
焦っているときに限って、なぜかトイレに行きたくなる。
遅刻癖を直すには、何かあってもいいように、余裕を持って出発する習慣が欠かせません。
さて、ここに1つ、ルールを追加してください。
「悪天候のときは、普段より早めに出発する」というルールです。
たとえば、天気が悪いときは、普段より余裕を持って出発するようにしましょう。
雨や雪が降っている日は、電車遅延や交通渋滞が起こりやすい。
警報が出るレベルの悪天候なら、もはや遅延するのが普通と言えるでしょう。
足元が悪いと、歩くスピードも遅くなるでしょう。
傘を差しながら歩くことになるため、視界も悪くなります。
ぬかるみに足を突っ込んでしまうこともあるでしょう。
転んだり滑ったりしてけがをすれば、大きな時間のロスが生まれ、ますます時間が遅れます。
大雨・大雪・大嵐といった悪天候の日は、もはや早めに家を出るのが必須です。
たとえば、いつも朝8時ごろに家を出ているなら、悪天候の日は、7時30分くらいに家を出るようにします。
十二分な余裕を持って出発すれば、よほどの遅延が発生しないかぎり、時間どおりに到着できるはずです。
前日に天気予報をチェックしておき、悪天候になりそうなら、就寝時間・起床時間を前にずらしておくといいでしょう。
注意したいのは、風の強い日です。
「風くらい大したことない」と思いますが、軽視はできません。
バスも電車も風の影響を受けやすいため、遅延につながることがあります。
また風が強ければ強いほど、目を開けにくくなったり歩くスピードが遅くなったりするでしょう。
雨や雪が降っていなくても、風が強い日は、万一に備えて、普段より早めに出発しておくほうが安心です。
風の強さもさまざまですが、強風に関する警報・注意報が出ているかどうかを目安とすると、判断がしやすくなるでしょう。
天気が悪いときのルールを作っておけば、ますます遅刻癖が直りやすくなります。